「北極百貨店のコンシェルジュさん」を鑑賞する。

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「北極百貨店のコンシェルジュさん」パンフレット
「北極百貨店のコンシェルジュさん」

配給:ANIPLEX
制作:PRODUCTION I&G
原作:西村ツチカ
脚本:大島里美
監督:板津匡覧
2023年10月20日封切り

このなんて読むのかよく分からないが、脳裏に食い込む監督の名前…。「ボールルームへようこそ」の監督だったのね。
いたづよしみ、覚えておこう。


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ぼっち・ざ・ろっく!TVアニメ公式ガイドブックCOMPLEXを読了する。

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「ぼっち・ざ・ろっく!」TVアニメ公式ガイドブック
「ぼっち・ざ・ろっく!」TVアニメ公式ガイドブック
単行本
著者:まんがタイムきらら編集部
原作:はまじあき
出版:芳文社
初版:2023年7月18日
購入:2023年7月18日
価格:3300円(税込)


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「君たちはどう生きるか」を鑑賞する。

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「君たちはどう生きるか」パンフレット
「君たちはどう生きるか」

配給:東宝
制作:スタジオジブリ
原作:吉野源三郎
脚本:宮崎駿
監督:宮崎駿
2023年7月14日封切り

ミヤさんの新作を鑑賞して来ました。
鈴木PDの思惑など知りませんが、ネタバレを忌避される方は観賞後にお読みください。


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「グリッドマン・ユニバース」を鑑賞する。

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「グリッドマン・ユニバース」パンフレット
「グリッドマン・ユニバース」
配給:東宝
制作:TRIGGER
原作:グリッドマン
脚本:長谷川圭一/雨宮哲
監督:雨宮哲
2023年3月22日封切り

全部乗せと云うか満漢全席と云うか、出し惜しみは無しだ!を地で行く様な。タイトルは「グリッドマン・カーニバル」でも良かったんじゃないかな。悪の首魁アレクシス・ケリヴを打ち倒し、平穏な日常を取り戻したグリッドマン同盟。受験の準備、文化祭の演し物にと大忙しの毎日だ。知らぬ間に六花との距離が縮まっていた裕太はこれを機に告白しようと決意するが、六花に男の噂を聞いて意気消沈。そんな彼の気持ちも知らず、再び怪獣が出現し街を壊し始める。新世紀中学生の面々も現れ、裕太は聞いた事もないのに懐かしいグリッドマンの呼びかけに呼応する。「これは僕にしか出来ないことだから!」六花や内海の心配をよそに大怪獣を撃退すべく立ち上がる。だが慣れない戦闘、初めての合体は彼を窮地に追い込む!そこに現れたのはダイナゼノン!。怪獣使いガウナ改め、新世紀中学生の新人レックスが裕太をピンチから救うのだった!

面白かった。グリッドマン同盟のその後やダイナゼノンメンバーとのコラボなど、ファンがこうあって欲しいという姿が描かれてた。しかし六花のスカートはほとんど股下の短さなのに、横っ腹を抱えられててもパンツが見えないというのは不自然すぎるだろう。アンダースパッツでも良かったんでないの?ン?パンチー?


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「劇場アニメ映画大好きポンポさん」公式ファンブックを読了する。

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「劇場アニメ映画大好きポンポさん」公式ファンブック
「劇場アニメ映画大好きポンポさん」公式ファンブック
単行本
著者:「映画大好きポンポさん」製作委員会
原作:杉谷庄吾【人間プラモ】
出版:玄光社
初版:2022年2月26日
購入:2023年1月4日
価格:2420円(税込)


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「すずめの戸締り」を鑑賞する。

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「すずめの戸締り」パンフレット
「すずめの戸締り」
「すずめの戸締り」新海誠本
「すずめの戸締り」新海誠本

配給:東宝
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
原作:新海誠
脚本:新海誠
監督:新海誠
2022年11月11日封切り

今や世界に誇る大作家になってしまわれた新海監督の新作だ。今回は特に同じ世界線の別の話、という訳でもなく自然災害に見舞われ続けてなんとなく衰退している日本が舞台だ。

以下ネタバレあり。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
映画は打ち捨てられた廃墟を歩く少女から始まる。
深々と草が生い茂り、人が戻ってきた風景ではないが、少女は母親を探している。
探し疲れて俯く少女の耳に草を踏みしめる足音が。
待ち人到来かと振り返るが、そこに立っていたのは見知らぬ女性だった。

いやぁ、子供が親を探す光景は卑怯やろう。誰にでも覚えがある、あの不安感。
映画の後半でこの廃墟は再び現れるが、主人公岩戸鈴芽の子供時代が居なくなった母を
探すあの混乱っぷりには胸を突くものがある。
「お母さんを知りませんか?誰か、お母さんを知りませんか!」

映画は災厄を招く扉を閉めて回る青年宗像と、不注意から扉を守る要石を引っこ抜いてしまった岩戸のロードムービーなのだが、同時に過去へと災厄を辿る、行きて帰りし物語になっている。今までになく普遍的で論理的な展開だ。かといって持ち味のエモさは手放していない。ロードムービーならではの道中出会う人々との邂逅がまたいい味を出してる。これがあるから廃墟で扉を閉める時に見る有りし日の営みに厚みが生まれる。そして日々の営みに共感するから一千万都市東京の災厄を払う為なら涙を呑んで要石を打つ。見事だ。

失ったはずの椅子がどこから湧いたのかは不明なままだが、行方不明の母親がずっと見守ってくれていたのだと考えれば、ここにも行きて帰りし物語が存在することになる。
面白かった。


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「その着せ替え人形は恋をする」TVアニメ公式ファンブックを読了する。

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「その着せ替え人形は恋をする」TVアニメ公式ファンブック
「その着せ替え人形は恋をする」TVアニメ公式ファンブック
単行本
著者:TVアニメ「着せ恋」製作委員会
原作:福田晋一
出版:スクウェア・エニックス
初版:2022年9月24日
購入:2022年10月7日
価格:1850円(税込)


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劇場版「からかい上手の高木さん」を鑑賞する。

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「からかい上手の高木さん」劇場版パンフ
劇場版「からかい上手の高木さん」
配給:東宝
制作:シンエイ動画
原作:山本崇一朗
脚本:福田裕子/加藤還一/伊丹あき
監督:赤城博昭
2022年6月10日封切り

TVシリーズではオリジナルエピソードも挟んで、よりドラマチックだった本作の映画版だ。
第三シーズンの直後から始まる実質最終回と言えるだろう。
面白かった。
人の少ない小豆島を背景にそこで暮らす中学生の日常とほのかな恋模様。
まだ描かれてなさそうなエピソードがいくつかあるので、実際にこれで終わりかどうかは定かでない。
漫画版がこういうラストを迎えるかどうかも分からないが、泣かせる終わり方だった。

「からかい上手の高木さん」劇場版小冊子
「からかい上手の高木さん」映画巻
鑑賞特典の小冊子。山本崇一朗氏のおまけ漫画が載っている。非常においしい。
さらに映画版のエンディングテーマは四種類あって、週替わりで流すらしい。話が変わってしまう訳ではないというが、ファンには悩ましい仕様だ。思えばTVシリーズでもころころ変えてたね。


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「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」を鑑賞する。

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「機動戦士ガンダム:ククルス・ドアンの島」パンフ
「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」
配給:松竹
制作:サンライズ
原作:矢立筆/富野由悠季
脚本:根元歳三
監督:安彦良和
2022年6月3日封切り

TVシリーズの一エピソードでしかなかった本作が二時間の長編映画に!
漫画版ガンダムの「THE ORIGIN」では描かれなかったエピソードのひとつだ。なんで「時間よ、とまれ」でなくコッチなのかはよくわからないが、安彦さんの心残りではあったのだろう。TV版は正直その場凌ぎの作画と取ってつけた様なモラル話の印象しかなかったが、改めて見直すと脚本がよく出来てる。たった20分程の本編ゆえにズバっと切り込んでる部分が映画ではディテール豊かになった分、曖昧さが増してボンヤリした印象だ。しかも映画用サービスで追加された背景が大事になってしまって、ORIGIN版の展開にも水を差してしまってる。とはいえ、久々に見る安彦ガンダムの圧倒的な説得力は往年のファンにとってホームへ帰ったかの様な安心感だ。キャストも物故されてかなり入れ替わっているが声質の似ている人を当てているのか、あまり違和感なく見れる。そしてアムロを回収してベルファストへ向かうホワイトベースの美しい姿よ。まさにペガサス。確かジャブローにはこのペガサス級の二番艦も居ったはずだけど、シリーズには登場せず、Zでは母艦がアーガマになってしまうので、こんなシルエットを持つ戦艦はこれで終わってしまうのだ。このホワイトベースがア・バオア・クーに擱座する姿が見たい。さぞかし泣ける。ありがとう、ホワイトベース。懐かしさで震える映画でした。


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庵野秀明展を鑑賞する。


どうも思ったほど人が行ってない様なのでフラっと訪ねてみました。懐かしいJR天王寺駅。


うわー、空中回廊(歩道橋)健在だー。ここで数多のアマチュア映画が撮影されたことか…。


展覧会はあべのハルカス美術館で開催中。ここは元近鉄ターミナルビルがあったとこだね。


16Fの展望台。


高さ300メートルを超える有料の展望台はこの50階上。


ここでもいい見晴らしだ。左の奥が天王寺公園と大阪市立美術館。


あべのハルカス美術館に到着。常設展とかはないのね。どういう趣旨で置かれたのかしら。

「庵野秀明展」図録
展覧会図録 4620円

内容は一部を除いて写真撮影も可だったようです。
入場料は大人1900円。当日券があったので苦もなく入場。
一人のオタクが天下に我ありと号令するまでの歴史が辿れます。
当時の(DAICON III開催時)の熱気を懐かしく思い出しました。
そして一抹の寂寞感。
言葉にすれば「オレは庵野秀明にすら成れなかったな…。」という気持ち。
どっか馬鹿にしてたからね。
所詮借り物でしか勝負できんと。
石ノ森章太郎や樹村みのりにはそんな気持ちを抱かない。
「自分をみてごらん。いまの君ではたとえどんな翼がついたところで重たくて飛べないだろう」


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峰竜太という男。
雨の妙見山。
BOTTOMS!
湖西線を北へ。
残してるならともかく、完食して飽食とは。
結氷の音を聞く前に。
少佐はやはり宇宙がお似合いですなぁ。
延喜式内神足神社。
マキノ高原林道西山線。
庵野秀明展を鑑賞する。