「製造人間は頭が固い」を読了する。 投稿日時: 2019年5月17日 投稿者: ななかん&かりくに 「製造人間は頭が固い」 ハヤカワ文庫 著者:上遠野浩平 出版:早川書房 初版:2017年6月25日 購入:2017年6月29日 価格:670円(税込) 「上遠野浩平作品」関連記事 小説記事一覧に戻る
読了日:2019年5月16日 ブギーポップシリーズでは謎めいた組織、アクシズも上に行けば行くほどなんだかどうしようもない人間が出てきて、しかもそのトップがオキシジェンという個人で。大層な研究所や大げさな秘密基地みたいなモノはどこにもなくて(研究施設はよく出てくるが普通の病院に偽装している)わけのわからない指輪をはめてたり、白い猫を可愛がってたりとかも一切ない。中でもアクシズの戦闘エージェント、合成人間は科学技術の粋かと思いきや、それを製造するのは製造人間たるウトセラ個人の気まぐれだ。炎の魔女霧間凪が少女時代に飲まされたあの怪しげな液体、ウトセラの体液に他ならない。しかも彼はその効能を疑っている。大丈夫なんかこの組織。 今作では今までシリーズに登場し死ななかった強面合成人間が次々登場し、製造人間との禅問答に明け暮れる。結局のところ何がしたかったのだろう、ウトセラ・ムビョウは。 星★★★ 返信 ↓
読了日:2019年5月16日
ブギーポップシリーズでは謎めいた組織、アクシズも上に行けば行くほどなんだかどうしようもない人間が出てきて、しかもそのトップがオキシジェンという個人で。大層な研究所や大げさな秘密基地みたいなモノはどこにもなくて(研究施設はよく出てくるが普通の病院に偽装している)わけのわからない指輪をはめてたり、白い猫を可愛がってたりとかも一切ない。中でもアクシズの戦闘エージェント、合成人間は科学技術の粋かと思いきや、それを製造するのは製造人間たるウトセラ個人の気まぐれだ。炎の魔女霧間凪が少女時代に飲まされたあの怪しげな液体、ウトセラの体液に他ならない。しかも彼はその効能を疑っている。大丈夫なんかこの組織。
今作では今までシリーズに登場し死ななかった強面合成人間が次々登場し、製造人間との禅問答に明け暮れる。結局のところ何がしたかったのだろう、ウトセラ・ムビョウは。
星★★★