記事タイトル:不明を詫びる。 


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お名前: ななかん   
コミック・PCゲーム・アニメ 児童ポルノ対策強化 警視庁要請へ
12月26日8時0分配信 産経新聞

 インターネット社会が子供の健全な成長に与える影響を調査、対策を検討していた警察庁の研究会が
25日、子供を性行為の対象とするコミックやパソコンゲーム、アニメなどについて、「悪質性や反社会性
の高いものがみられる」と指摘する報告書をまとめた。報告書は、犯罪を誘発している実態にも踏み込んで
いる。これを受け同庁はコミックなどを扱う業界に自主審査や販売規制などの対策強化を要請する。

 報告をまとめたのは、警察庁の「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」
(座長・前田雅英首都大学東京都市教養学部長)。

 報告書は、「コミック類の中には、18歳未満ととれる子供に対する性行為を扱ったものがあり、
小学生と受け取れるような子供に対する性行為などを描写したものもある」と指摘。

 これらの作品がもたらす弊害として、子供に対する性行為は社会的に容認されている−などの誤った
認識を招く可能性があることを懸念し、コミックの影響が指摘された実際の性犯罪の実例を挙げた。

 また、報告書は幼い子供を描いたポルノコミックがインターネットの書籍販売サイト(サイト書店)で
公然と販売されている実情に着目。大手のサイト書店のサンプル調査(11月)の結果、販売された
成人向けコミック約9000点の3割が子供を性行為の対象としていると推測している。アニメ(16%)や
ゲーム(12%)より比率が高い。

 研究会は報告書をまとめるにあたり、こうした成人向けコミック類を扱うサイト書店の大手6社に
ヒアリング調査への協力を申し入れたが、いずれも欠席。書店側は、最近になって一部の社を除き、
書面で回答したが、調査に必要と想定していた質問への十分な回答は得られなかった。

 研究会はまた、対策の現状について、警察の取り締まりには限界があるとして、13歳未満の子供との
性行為は刑法の強姦(ごうかん)罪となることや、18歳未満でも淫行(いんこう)を処罰する条例に
違反することを、販売の際にコミック類に明記するなどの取り組みを検討すべきだとした。

最終更新:12月26日8時0分

政府が糞なら警察も糞でつまりは行政すべからく糞まみれという一例。
立場的に表現の腐敗が目に余る、と云いたい気持ちはよく分かるし、また警察にそう云う事を
無分別に期待する阿呆から突き上げられている事情も知っている。
だがあんたたちは国家権力として国民に強制できる極めて強力な組織なのだから、その行使は
慎重に行っていただきたい。
なにより本末転倒なのは権力を行使するための法がないから、新たに立法するなどと言い出した時だ。

明治帝国政府の官僚は自分らの事を牧民官などとおごり高ぶっていたそうですが、今の担当者に
そういう思い上がりがないとはとても思えない。
この提言からすぐに検閲とかにはいかないだろうが、自分が正しいと思ったことは誰にとっても
正しいなどと本気で信じている奴が居る限り、そこへの壁は極めて薄いと云えるだろう。

もとネタがわからないので出典不詳ですが、なかなか要点をついている文章。

連中は最初、共産主義者や同性愛者を攻撃した。
わたしはそのどちらでもなかったので、不快だったが沈黙していた。
次に社会主義者や新興宗教を攻撃した。
わたしはさらに不快感を増したが、どちらにも関係していなかったので沈黙していた。
次に政府や教会を非難しだした。
わたしは不安になりだしたが、非難ももっともだと思って沈黙していた。
奴らはとうとうわたしを攻撃しだした。
わたしは助けを求めたが、わたしのために声をあげてくれる人は誰もいなかった。

戦前のドイツで立法か教会の関係者の発言と漏れ聞く。

「平等などという幻想が人間を腐らせる。故に我々は弱者必滅を国家原則とする。」
こうまで言い切るブリタニア皇帝に共感を覚える、とくに若い人には多いのではないだろうか。
自我の肥大。根拠の無い自信だけは人の五倍はあるような。
ものごとを相対化して考えることに慣れていない、あるいは忌避している。
そのような人々が階級化社会を熱望しているのだとするのなら、わたしらは歴史の闇から
何も学ばなかったことになる。
もしあなたが最下級市民に定着したら、あなたの子も孫も子孫永々そのままなのだ。
階級化社会は必ず固定化する。階級間の移動を許さなくなる。
そんな社会は情報に対しても柔軟な姿勢を維持出来なくなる。
要は「自分さえ生き残れればいい」社会なのだ。

[2006年12月26日 11時50分57秒]

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