記事タイトル:十五少年漂流記 |
をまた読んでみようか、と思う今日この頃。
「無人惑星サヴァイブ」や「鋼の錬金術師」のしっかりした造りにプロの業前をみる。
制作者が事前に周到なミーティングを行ってないと、あのドラマツルギーは構成し得ない
だろう。偽りの希望で子供たちを騙くらかす、醜い大人が多いなかで、あっぱれな心がけ
である。
「機動戦士ガンダム」ですら20年も保ったのだ。TVドラマであっても
良い作品は時代を越えるのである。真面目に作れば。
「三国志」や「罪と罰」、「アラビアのロレンス」や「第三の男」と並列して
これらを鑑賞出来る私たちは、なんと幸せなのだろう。
ここではヘブライ人の苦痛もアフリカ大陸の飢餓も縁遠い。
責任を果たさない大人と義務を知らない子供が居るくらいで。
[2003年12月14日 21時59分41秒]