「劇場版 天元突破グレンラガン螺巌篇【完全生産限定版】」を観了する。


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お名前: ななかん   
「劇場版 天元突破グレンラガン螺巌篇【完全生産限定版】」

DVD
監督:今石洋之
出版:アニプレックス
販売:2010年1月26日
読了:2010年2月1日
価格:7140円(税込)

例によってネタバレは盛大なので読むのは注意。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
天の光はすべて星ー!
面白かったー!
劇場公開されてからあまり噂を聞かなかったから、これはコケたのかなー
と思っとりましたが、中身はTV以上に天元突破でしたッ。
前後編、TV版の再編集、と観る人を選ぶかもしれません。

全然別の作品ですが、「ギア戦士 電童」ってTVアニメが殴る蹴るの
戦闘パターンが基本なのに、最後は神話に乗っ取って破邪の剣で
喧嘩したのが不満だったのですが、こっちは超銀河規模の戦いなのに
最後は殴り合い。
もう昇天しそうでした。

ファンの人は劇場版になってもニアエンドがあの形なのが不満なのかも
知れませんが、わたしはあれこそが人間がスパイラルネメシスを超える
可能性なのだと思っています。
アンチスパイラルがニアの最後を予言してみんなが動揺しますよね?
それを奴は覚悟が足らんからだと切って捨てますが、あそこでためらう、
打とうとする拳を緩めてしまう、そここそが人間の強さなのだと。

思い込みが宇宙の姿すら変えてしまうラセン宇宙だからこそ、
信じもするしためらいもする。ニアやキタンやカミナをその
思い込みで復活させない節度が人間をシモンをその姿に踏み
とどまらせるのです。

どこぞの学会も似た様な意志の強さを説いているようですが、
連中にはその節度がない。
正しければどんな難敵でも倒せると思っている。
きっと彼らならニアを救い出すエンドこそ正しい終わりだと
主張するでしょう。

それは耳に心地よいし、そうあって欲しいと願う、
気持ちのよい事が悪いことである訳がないと。

それは違う。
常にためらえとわたしは思う。


まーそれもひとつの思い込みなんですけど。ヽ(`Д´)ノ
でも面白かったッ!

コメント

>駅家さん: 恐縮です。(;^A^)ゝ
駅家さんは劇場でご覧になったそうで。
よかったら感想お聞かせ下さい。
ニアを調べるアンチスパイラルのシーンが
TV以上のけしからなさで、上川さんの声の
演技と相まってますますアンスパ野郎が
許せなくなりましたッ。´-ω-)b
    
星★★★★★

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