記事タイトル:「もっけ」の第五巻を読了す。 |
「もっけ」5巻 半年で一冊とはなんとも悠長ではあるが、地味な話ながら着々と進んではいる。
[2006年1月23日 23時54分16秒]
今回は「カゼイタチ」の回がお気に入り。
「覚えたか!」とばかりに鎌を振り回しながら去って行くカマイタチに、
ともすれば忘れてしまい置き去りにされていく日々のちょっとした疑問を
揺さぶられる心地よさ。
個人的にはカマイタチには人語をしゃべってほしくないのだけれど、それはそれ。
「鬼婆」の話もなかなか怪異の側面をついて良。
本当にどこにでもこの手の闇は口を開けているものだしね。
捕まらなくてよかったよ。