記事タイトル:「エマ」第七巻を読了する。 |
「エマ」7巻 英国戀物語、エマが完結した。
[2006年5月23日 23時9分39秒]
全体にストーリーをはしょった感はあったが、落ち着くべき所へ
落ち着いたと云えるだろう。
ただなぁ。
別にアメリカで一からやり直しても良かったのとちゃうやろか。
それは逃げたことになるのやろか。
この当時のアメリカは本当に若い国で、ほとばしるようなエネルギーが
充満しつつあるころやから、おぼっちゃんのウィリアムにはええ勉強になる、と
思えたのやけど、やはり森さんはそんな鳥瞰的な視野は取らなんだんやな。
モンゴメリが描いた第一次世界大戦が漫画で読める、かと期待してたのやけど、
あくまでエマとウィリアムの人間関係でまとめたかったのや。
ある種のポカホンタスやな。
もう少し大けな視点が欲しかった。
でもええ漫画や、ごくろうさんどした。