記事タイトル:「エマ」第七巻を読了する。 


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お名前: ななかん   
「エマ」7巻<
「エマ」7巻

英国戀物語、エマが完結した。
全体にストーリーをはしょった感はあったが、落ち着くべき所へ
落ち着いたと云えるだろう。
ただなぁ。
別にアメリカで一からやり直しても良かったのとちゃうやろか。
それは逃げたことになるのやろか。
この当時のアメリカは本当に若い国で、ほとばしるようなエネルギーが
充満しつつあるころやから、おぼっちゃんのウィリアムにはええ勉強になる、と
思えたのやけど、やはり森さんはそんな鳥瞰的な視野は取らなんだんやな。
モンゴメリが描いた第一次世界大戦が漫画で読める、かと期待してたのやけど、
あくまでエマとウィリアムの人間関係でまとめたかったのや。
ある種のポカホンタスやな。

もう少し大けな視点が欲しかった。
でもええ漫画や、ごくろうさんどした。

[2006年5月23日 23時9分39秒]

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