 |
| 「○本の住人」1巻 |
芳文社のタケノコ萌え四コマ漫画誌「まんがタイムきららMAX」で連載中、らしい。
作者はkashmirさん。ホームページあり。
ショートの眼鏡っこが購入のポイント。なんとはなしにガロっぽいが中味は健全。
面白かった。
絵本作家の兄とふたりだけで暮らす堅実な小学四年生が主人公。
やさしかったはずの兄が、今や冥府魔道を歩むヲタク者。
四コマ漫画とは云え、四コマ目でオチになるよなまともな構成ではなく、
連続するストーリーをショートに区切って行く「あずまんが大王」のヒット無くせば
編集者がとりあげないだろう、と思わせる内容。
四コマなのに、というのがもうすでに時代遅れなのか。
とり・みきさんが「最近の若手は一ページ四段のコマに全身を描かないんですよ！？」と
吾妻ひでおさんにブーたれたところ、「だから俺は一ページ上げるスピードが遅いのか。」
と前向きなんだか自暴自棄なんだかな発言で、とりさんのいきどおりが宙に浮いていたのが
思い起こされる。
同級生にハーフが居て、金髪にツインテールなもんだから、くだんのお兄さんに「神」
呼ばわりされたりするのだけど、わたしが通勤する茗荷谷の跡見学園には金髪碧眼で
ブレザーの制服というのが、たまに見かけるのだけど確かに圧倒的じゃないか、としばしたじろぎ。
あれがセーラー服だったら立ち直れない可能性が。
好みで云えばやはり女子学生の髪はカラスの濡れ羽色で、そこんとこよろしく。