記事タイトル:「それでも町は廻っている」第三巻購入す。 


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お名前: ななかん   
「それでも町は廻っている」3巻
「それでも町は廻っている」3巻

ヤングキングコミックス
著者:石黒正数
出版:少年画報社
初版:2007年9月15日
読了:2007年8月7日
価格:560円(税込)

広島忌をスルーしてしまいました。
あいかわらず北朝鮮の挑発に対抗して、核武装せないかんとか
鳥頭な人が喚いています。

「ありがとうっ!大事にするねっ!!」
何気ない、良い言葉なのに、配置する場所に拠ってお笑いへと変えてしまう。
なんとなくではあるが、この人ネームを何度も推敲する人なのでは。
一見自然に見える会話も、何度も入れ替え組み替えて、入念に設計している
ような気がする。
あさりよしとおさんが勢いのあるペンタッチに見せかけて、入念にペンの
太さを調整しているのと同じような粘着があるのでは。
だとしたら、素晴らしい。才能に頼らない、ただ巧いだけの大友の亜流として
甘んじない戦略を感じる。
わたしには出来ませんなぁ〜。
それだけに誤植が目立つのはいただけません。

歩鳥と紺先輩の関係が「ネムルバカ」のセンパイとコウハイにかぶってしまい、
ひょとしてあれは後日談、などと思ってみたが名前がそもそも違かった。
辰野の恋がちょっとづつ前進してるのが微笑ましい。
突っ込みオヤジが実は…とか、なかなか侮れんな、石黒。味をやりおる。

[2007年8月7日 15時31分26秒]

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