記事タイトル:「あふがにすタン」を読了する。 


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お名前: ななかん   
近頃よくみる“萌え”系キャラクターにして、中央アジアの歴史を語るという大胆不敵な
四コマ漫画。もとはネットにて発表されていたものが、この度単行本として出版された。
ちなみにここでのタンはちゃんがなまったものである。メルモちゃん→メルモたんである。
同類項にびんちょうタンやOSタンなど枚挙に暇がない。
タンがタソになっている場合もあるが、違いはわからない。

面白かった。
その昔、文明の十字路と呼ばれた(ヨーロッパからみた)オリエント文明のそのまた
狭間で、苦渋をなめた多くの民族の相克がハァ、ハァ(´д`)なロリキャラで描かれる理不尽。
ロシアやメリケン、ブリテンが比較的大人としてとらえられているのに、〜タンでおわる、かつての
ソ連邦同盟国がみんな少女というのが笑える。9.11テロに端を発する狂乱に出兵せざるを得なくなった
日本が、日ノ本というちょっとお姉さんというのも微妙な優越感をにじませて愉快。
なかでも「あふ」としかしゃべらないあふがにすタンと、孤独ないじめっこのぱきすタンの関係は
よく描かれていて、最終章のようやく畑仕事を再開できたあふがにすタンがナンを食べながら
迎える、そうであってほしい未来とともに涙を注がずにはいられない。

けしてバカにしたものではないな、こういうのも。
[2005年9月24日 13時18分12秒]


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