記事タイトル:「この世界の片隅に」下巻を購入。 


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お名前: ななかん   
待ちに待った作品の最終巻。
なにをさておいても読まずに死ねるかッ。

「わたしねぇ、気付かんかったんよ。それが息子とは。」
ピカが炸裂した後、広島から呉まで歩いてたどりついたらしい兵隊の行き倒れ。
服はぼろぼろで皮はめくれ、顔も判らない。
集会所の脇でひっそりと死んでいた。
「そいは覚悟の上とちゃうんねッ。最後の一兵まで闘うッちゅうてたんねッ!」
不滅とか正義とか信じていたものが風の様に飛んでいく。

それでも日々の生活が止まる訳ではない。
味の無い食事にうめき、あてもなく買い物に出掛ける。
上巻のとりとめのない怪奇なエピソードがあのように収束してくるとは…。
おそろしい物語だった。
わたしならこんな題材はどう扱うだろう?
もっと感情論で、怒り狂った展開にしてしまうだろう。
一体なにをどうしたらこんな結末へ持って来れるのか。
「例へばこんな風に」
「今此れを讀んだあなたは死にます」
[2009年4月29日 13時070分47秒]

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