記事タイトル:思いつき覚え書き その十一 |
妄想飽和量。 人々が現実を認めず、自分に都合のいい解釈や無軌道な展開を 強く望む世界では物理法則すらねじ曲がって行く。 オッカムのかみそりが破綻し、起こりえると誰もが思う様な結果が期待出来なくなる。 全裸で郵便局を襲撃するような、素っ頓狂な事件は この飽和が現実を凌駕した結果なのである。 人間の妄想が世界そのものを造り替える、という考えは人間原理に基づいている。 かくあってほしいと願うからそうなった、というモノの見方。 観測者がいない世界などそもそも最初から存在しないのである。[2007年11月28日 7時26分0秒]