記事タイトル:「WALL・E」を観たよ。 


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お名前: ななかん
「WALL・E」
「WALL・E」

ディズニー&ピクサーのCGアニメーション。
久々に観た。前回観たのは確か「Mr.インクレディブル」だったような。
良かった。
事前に連れからつまらないと云われていたので、構えずに観れたのが
良かったのか。

ゴミだらけになった無人の地球。(それはもうとんでもない汚れよう)
その廃墟で黙々と後片付けを行う一体のロボット。
もうこのシチュエーションだけで食べた気になります。
お掃除をする、その単純なプログラムの上に載せられた、行動に対する
冗長性はいつしかそのロボットに個性を与えていた。
何百年と続く単調な日々の中、ある日空から光の筋が舞い降りた…。

なんか欧米では人間以外のものに宿る魂は邪なものと云う固定観念が
あったような感じでしたけど、「アイアンジャイアント」といい、
この「WALL・E」といい、昔に読んだ手塚作品や藤子作品に通ずる
共感や感情移入を感じます。
リアルな頭身で日常を語るのもいいんですけど、やはり漫画や漫画映画の
醍醐味はこういうものなのでは思えました。

以下ちょっとネタバレ。












































アクシオムの艦長がよかったンですよッ!
多分今の日本だとこの艦長が地球帰還の妨げになっちゃう展開に
なるんじゃないかな〜。
うすら汚い地球より快適なアクシオムで、偽りの肩書きを背負ってる
方がいいッとか云って。

やっぱりね、多くの海洋もの、「宇宙戦艦ヤマト」の沖田や「宇宙大作戦」のカーク、
「ネクストジェネレーション」ピカードを観て来たんだもの、艦長というのは
確固たる信念をもって職務を完遂する者でなくちゃ!

だからラストシークエンスで「さぁこれからみんなで緑を植えて行こう」と
子供達に教えているシーンで泣きましたよ。

負うた子に教えられ。
それもこれもウォーリーが馬鹿だったおかげなんだなー。
アトムはやたら優秀なおかげで人間の罪まで背負い込んじゃうものなー。

本当、良かったですこの映画。

[2009年2月6日 13時35分32秒]

お名前: ななかん   

「おたくの娘さん」のすたひろ氏がこの映画を酷評しておられた。
イヴが現れてからのウォーリーがストーカーじみてて可愛らしく見えなくなったので終了、との事。
ウォーリーが復元されてから記憶が戻るまでをもっと膨らませれば良くなるのにとか。

キモヲタとかあんたが云うかな。
「Mr.インクレディブル」はすごい良かったとか書かれてるので多分観たきっかけはそんな変わらない
と思うのだけど、やっぱり見てるとこは違うものなんだな。

サトウ氏が書いてた様に感動というのは内在するきっかけに外部からトリガーがひかれた時に
発生するというのは当を得ているような。
この場合内在するものが違っていたという事か。

キアヌーの「地球が静止する日」をジャイアント・ロボのパクリじゃないかとかも云ってた
から、やはり年の差は見て来たものの差なんだな。

[2009年2月7日 9時2分4秒]

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