記事タイトル:「サイコロジカル-前後編」を読了する。 |
「サイコロジカルー兎吊木垓輔の戯言殺し」 基本的に救いようのない愚か者どもの話なので、読むと気分が悪くなるのだけれど
「サイコロジカルー卑かれ者の小唄」
なんか変に引っかかりがあって、誰もまともな結末など望んではいないだろう事は
推測できる。
やはり京極さんや上遠野さんとは世代が違うのだ。
かといって新味はなく、なじみ薄いのはこの切迫した終末観だけだ。
希望は絵空事の上にしかなく、故に人類最強の請負人はこれを救ってはくれない。
やっとご年配の登場人物が出場したが、歳を重ねただけの厨房だった。
でも人気はあるらしいのだな。
ファンはこのシリーズが一般に広く流布しないのが不思議だというが、
この件に関しては大衆の意見を支持したいところだ。賢明であると。
[2004年2月29日 23時25分55秒]
自分が描いた漫画を読んでるようで不快なのだな。
[2004年3月1日 8時57分57秒]