記事タイトル:はるばる 


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お名前: ななかん   
かれこれ二週間になるが、わたしが社会的に抹殺されたような
感触はない。気付いてないだけか。実は死に体。

『ソウルドロップ』の翌日に「ビートのディシプリン3」が発行されておりました。
嫌がらせか。劇中人物の弁によれば、過酷な“ディシプリン”もこれにて打ち止めとか。
今まで散りばめてきた怪人、奇人、人造人間が闇雲に絡んでくる今作だが、この作者の
気振りからすると、また肩すかしで煙にまくのでは。どんな異形、妖怪が跋扈しようと
宇宙の彼方から「虚空牙」が押し寄せてくれば、すべて灰燼に帰する訳だから。
どう考えても統和機構と可能性観察室は別の発想から来ていると思われるので、その辺
どう整合性を整えるのか、とか云いながら楽しみにしている下衆。

前回、長野県のみだった調査を主要都市でも行った結果、同様の実態が明らかになった
「天動説」の浸透ぐあいだが、別に小学生たちはこれを天動説と呼ぶこと自体、知らないと
思われ、普段の生活実感から演繹的に推論しているだけで、綿密な観測をもってしても
天体の動きを概ね間違いなく予測できる天動説を、そうそう否定できない訳だから一概に
考えが足らないとは批判できないのではないだろうか。地動説を支持する多くの市民とて、
知識として心得ているだけで、天動説のどの辺が綻んでいるかを熟知している訳ではない。
それゆえコペルニクスがおかしいと唱えるまでは、これが一般常識だったのだから。
問題なのは教育機関が、これを教えていないという点であり、論外なのは学校が天動説を
支持する事態である。

子供になぜと聞かれて、正しく答えられる教師は少ない。

ジョージ・ブッシュが世界は平和で安全になった、と言い張っているようなもんである。
視野の狭い人間は、自分を中心にしないとモノを考えられないものなのだ。
その人には、そのようにしか見えないのだから、それは「正しい」ことになるのだ。

[2004年9月21日 10時42分48秒]

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