プロメテウスの真実。

気象庁は本日未明、明日は三月三十一日になると発表しました。
これはマウナケアのキットピーク天文台の観測を受けたもので、
キットピーク天文台は去年、最も遠い銀河群が青方偏移に転じた
ことを確認していました。
これまで宇宙はビッグバンの爆圧によって、ずっと拡大を続けていましたが、
これからは収縮、ビッグクランチに向かってシュリンクして行く事を示しています。

これにより未来は既に知っている事実となり、過去は未確定なうろんなものに
なる事が予想されます。
私たち自身もこの現象の影響を受けているので、世界が反転したことを
認識出来ず、そのまま日々過ごす事になりますが、違うのはこれから起こる事を
覚えているという点です。

このことについて、美須賀大学のアブドル客員顧問は
「考えようによっては良い事だ。我々は来年の三月十一日に大地震が
起こる事を知っている。一年は備えるに十分な時間だろう」
と語っています。
賭肉大学のハザード名誉教授は
「日本の厚生省は近い将来人口が減って年金政策が破綻する事を
四十年も前から知っていた。にも拘らず何もして来なかったのだ。
一年後に地震が起こると判っていたとして、備えをするだろうか?」
と悲観的な見解を述べています。

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人を導く光たれ。

身も蓋もない論理的解決を提示して、なんでこんな簡単な事もわからんか!と
世を嘆く論客。
むしろなんでもっとも単純な解決を取らないかを考える方が、
作品を楽しめるし、創作の訓練にもなるだろう。
例えば、究極の兵器という問題。
防御、攻撃、何を考えるしろ、その形態は球形以外にあり得ない。
なんでこんな簡単なこともわからんか!
君が売り出し中の評論家かアマチュアならそれでもいい。
でももしメカデザイナーなら失格だ。
君は持ち込まれる究極の兵器全てを球形で押し通すのか。
企画者はデザインを求めてるのであって、宗旨は聞いていない。

余計に思える筋道が何故つくのか、その作品が何を伝えようと
しているのか、最短の解決を思いつく君なら、容易に察し得るはずだ。
その意図を理解し、もっと効果的な展開を提示すれば、
世間は君が欲して止まない賞賛を与えてくれるだろう。

ただ怒るだけの子供を卒業することを切に願う。
せっかくの宝を持ち腐れてるよ。