「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」を鑑賞する。

「アイドルマスター輝きの向こう側へ!」パンフ
「アイドルマスター輝きの向こう側へ!」
配給:アニプレックス
制作:A-1 Pictures
原作:バンダイナムコゲームス
脚本:錦織敦史/高橋龍也
監督:錦織敦史
2014年1月25日封切り

今日は「ゼログラヴィティ」を観ようと映画館へ行ったが、
すでに公開終了していて「アイドル@マスター輝きの向こう側へ!」を
観て来た。

うむ。良かったんじゃないかな。

本編はTVアニメ版の後日譚。彼女らもすっかり売れっ子になってて、
メンバーの中には海外から引きが入る娘も居る。
そんな中、横浜アリーナっぽい会場での総出演ライブの企画。
何万人も入る小屋での開催に、バックダンサーとして
ミリオンライブの面々も参加するが、まだ駆け出しの彼女らは
キャリアを重ねて立派になったアイマスメンバーのハードさに付いて行けず…。

アイドルマスターの魅力と云えば、窪岡俊之さんの生き生きとしたデザイン、
そしてメンバーの群舞ですが、TVアニメでは手書きのタイミング全開で
大変魅力的だった群舞が今回は流行りのCGに。カメラはグルグル廻りますが、
ダンスの魅力と云う点ではちょっと平坦。CGで頑張って来たプリキュアのEDに
一歩遅れをとった感です。

踊りと云えば東映には森やすじさんと云う大変な上手な方がいらっしゃいましたが、
わたしどもに衝撃的だったのがTVアニメ「うる星やつら」のOP、ED。
南家こうじさんと云うアメリカンな絵を描かれる方の、あの流麗なダンス!
近年ではやはり「涼宮ハルヒの憂鬱」のEDでの見事な群舞でしょう。
実際あの後辺りから困難な群舞シーンに挑戦する作品がグっと増えた気がします。
マクロスフロンテイア、ラブライブ、AKB0048など群舞そのものを売りにする
作品も増えた中、その先鞭の一端を担ったこの作品で、そこが落ちるのはちとつらい。

とは言えTV版ではその無名時代から描かれて来たアイマスメンバーの成長ぶりに、
実の娘のソレを眺める様な感慨を覚えました。
まだ若い彼女らがこれからどんな苦難と屈辱を味わうのかと思うと765(ナムコ)プロ
の将来も危ぶまれますが、宝塚歌劇団の様に強い絆で結ばれた彼女らなら、存外
洋々と乗り切るかもしれません。

しかし貴音さんの正体が描かれる話はあるのかなー?


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