「セシルの女王」1巻を読了する。

「セシルの女王」1巻
「セシルの女王」1巻
ビッグコミックス
著者:こざき亜衣
出版:小学館
初版:2022年4月4日
購入:2022年3月30日
価格:715円(税込)


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「セシルの女王」1巻を読了する。」への1件のフィードバック

  1. 読了日:2022年4月6日

    二年ぶりの連載か。舞台は16世紀イングランド。チューダー朝最後の王エリザベス一世を描く歴史漫画。こりゃまた随分とチャレンジドな題材を…。主人公は新興ジェントリの息子セシル。ジェントリというのは日本で言えば室町時代の堺商人会合衆みたく経済と自治の両方を執る人たちのこと。古くから執政に携わる貴族たちからは成り上がり者とバカにされていたが、海洋進出が進んだこの頃急成長する。父の許しを得て出仕したイングランド宮廷の醜さに愕然とするが、同じ様に王宮で孤立していた王妃アン・ブーリンと知り合い親睦を深める。政争の道具として扱われる女たち。「ヘンリー8世はいずれ死ぬ。あなたが仕える次の王はこの子よ」と託されるが生まれたのは女の子だった…。先王妃キャサリンの第一子メアリーが居るので継承権はメアリーに。波乱の第一巻だ。便器壺とかよく調べておられるが、描きたいのはおんなの戦いかな。だとすればエリザベス一世は格好の題材だろう。面白かった。

    星★★★★

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