どうも思ったほど人が行ってない様なのでフラっと訪ねてみました。懐かしいJR天王寺駅。
うわー、空中回廊(歩道橋)健在だー。ここで数多のアマチュア映画が撮影されたことか…。
展覧会はあべのハルカス美術館で開催中。ここは元近鉄ターミナルビルがあったとこだね。
16Fの展望台。
高さ300メートルを超える有料の展望台はこの50階上。
ここでもいい見晴らしだ。左の奥が天王寺公園と大阪市立美術館。
あべのハルカス美術館に到着。常設展とかはないのね。どういう趣旨で置かれたのかしら。
展覧会図録 4620円
内容は一部を除いて写真撮影も可だったようです。
入場料は大人1900円。当日券があったので苦もなく入場。
一人のオタクが天下に我ありと号令するまでの歴史が辿れます。
当時の(DAICON III開催時)の熱気を懐かしく思い出しました。
そして一抹の寂寞感。
言葉にすれば「オレは庵野秀明にすら成れなかったな…。」という気持ち。
どっか馬鹿にしてたからね。
所詮借り物でしか勝負できんと。
石ノ森章太郎や樹村みのりにはそんな気持ちを抱かない。
「自分をみてごらん。いまの君ではたとえどんな翼がついたところで重たくて飛べないだろう」
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峰竜太という男。
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BOTTOMS!
湖西線を北へ。
残してるならともかく、完食して飽食とは。
結氷の音を聞く前に。
少佐はやはり宇宙がお似合いですなぁ。
延喜式内神足神社。
マキノ高原林道西山線。
庵野秀明展を鑑賞する。
またそれとは別に庵野さんが自分の愛するアニメ、特撮、漫画文化の為に晒し者になる覚悟が見て取れて、有意義な鑑賞でした。立場は人を作るとか申しますが、それだけで中々ここまで出来ない。立派な事です。本来クリーエーターとは宮崎駿を始め自分勝手で我儘なものです。自分の創造のことしか頭にない。周辺から出発した庵野さんには我慢ならなかったのでしょう。例に漏れずフィルム作りでは暴君ですが、ちゃんと周囲を見渡す醒めた目も併せ持つ。いかにもシラケ世代ならではです。