震災当日。

阪神淡路大震災の日は鎌倉に居りました。
目は覚めなかった。
朝起きてテレビを点けると阪神高速が横倒しになってた。
自宅の方は幸い大した被害もなかったのですが、
西宮の伯父の家は被災したらしい。
後日片付けの手伝いに伺いましたが、
猪名川の向こうとこちらで世界が変わってた。
コンクリやアスファルトが砂糖細工の様に
ねじ曲がってた。
何度もお参りした大楠公の湊川神社も倒壊。
思い出の場所のほとんどは瓦礫の塊で
見る影もありませんでした。
とは言え西日本の大動脈、復興は迅速だろうと
亡き父の見立てでしたが、確かにインフラの回復は早かった。

東北北関東大震災の日は大阪に居りました。
仕事中、気味の悪い横揺れ。
震源はどっか遠くだろうとすぐ判りましたが、
遠いのにこの揺れ方はと案じていると、大津波の映像。
まるでミニチュアの街を呑み込んで行く特撮の映像かと。

どちらも凄まじい破壊でしたが、直接の体験はなかった。
大阪には今でもその時に落ちた屋根を覆うブルーシートの
家がちらほら残っております。
あれも20年モノなんだな…。


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