Appleの来し方行く末。

Mac Pro開発中止の報に続き、今度はMacOS_Xの開発中止が囁かれるアッポー。
iPhone、iPadなどの戦略を見るにパソコンの駆逐、ソフトウェアのパッケージ販売の
停止は当然予想されて然るべき現実でした。
データ、アプリ、などはクラウドからダウンロードして使う。
最終的にはOSもクラウドベース。
手元に有るのはネットワークに接続するための端末だけ。
そういうビジョンをこれまでも提示していたし、
その様に努力して来た結果がこれと云う訳だ。

iOSはMacOSのテクノロジーから生まれたひ孫みたいなものだけど、
大きく、重く、デベロッパーの都合を聞かねばならんMacOSは、
iPadやiPhoneの開発チームからは時代遅れの代物と映ったことだろう。
ハード自体に拡張性を持たさず、自分らの意のままに出来る端末。
商業的にどれほどおいしいか。
クラウドにソフトウェアを握れば、違法コピーに頭を悩ます必要もなくなる。
どんな端末からも同じ使用感、はユーザーライクだとアッポーは云うが、
逆に云えばメリットはそこにしかない。
契約時に当然のごとくクラウドの蓋然性を保証しないと明記しているのだから、
大切なデータが飛ぼうが消えようがアッポーは痛くも痒くもないのだ。

今までは使用者が己の責任に置いて環境を保持していたが、
これからは誰の責任も追及出来なくなる。

大事なものはネットに置くべきでない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA