「映像研には手を出すな!」
配給:東宝
制作:ROBOT
原作:大童澄瞳
脚本:高野水登/英勉
監督:英勉
2020年9月25日封切り
「映像研には手を出すな!」映画版を観て来た。スタッフとキャストは4月頃に毎日放送で流していたTV版と同じらしい。TV版は観ていない。が、面白かった。TV版はアニメ版よろしく三人が合流するところから始まるらしく、クラブ設立のために「そのマチェットを握れ!」を制作公開するまでを全六話で描く。映画版はその辺をダイジェストでまとめ、生徒会と映像研の確執をうまく説明している。編集の勝利!そして映画は無軌道なクラブ活動に業を煮やした生徒会による統廃合作戦から始まる。ロボ研と結託しこの危機を乗り切るのだ!芝浜高校のバカげたロケーションはさすがにアニメ版ほどではないが、校内を川や水路が流れ、いい感じにぶっ飛んでる。三人のキャストは乃木坂46の綺麗どころが務めるが…これが上手い!浅草氏や金森氏はCGのクリーチャーでないと、と思っていたがなんのなんの。生徒会書記のソワンデや会計の王も画面映えしていい感じ、浅草氏の繰り出す「最強の世界」を実写CGで実現してるのも心意気が嬉しい。実に楽しかった。