「スター・ウォーズ 〜スカイウォーカーの夜明け〜」を鑑賞する。

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「スター・ウォーズ:スカイウォーカーの夜明け」
「スター・ウォーズ 〜スカイウォーカーの夜明け〜」
配給:東宝/ディズニー/ルーカスフィルム
制作:BAD ROBOT PRODUCTIONS
原案:ジョージ・ルーカス
脚本:ジェフリー・ジェイコブ・エイブラムス/クリス・テリオ
監督:ジェフリー・ジェイコブ・エイブラムス
2019年12月20日封切り

「ライトセイバーは敬意をもって扱え」お前が言うかッ!

新シリーズ三作目行って参りました。
完結編。冒頭いきなりパルパティンの復活が字幕で語られる!
ようやくファーストオーダーを掌握したカイロ・レンには由々しき問題だ。
事の真相を確かめるべくシスの聖域と思われるエクセゴルに向かう。
そこで見たものは…。
しかしシスの人達は単独行動が好きだね。そんなだから足元を掬われるのだよ?

以下ネタバレあり。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
クレイトーからファルコンで脱出した反乱軍は新たな拠点を見出したが、戦況は芳しくない。もはや超光速航法ではファーストオーダーの追跡をかわせないのは明白。頼みの綱の共和国は右顧左眄して協力を得られない。そんな中、パルパティンが復活し、ファーストオーダーと共闘すべく大艦隊を編成しているとの情報が入る。パルパティンの居場所エクセゴルは歴史から忘れ去られたシスの聖域で、ルークもそこを探していたのだとレイは知る。その場所を示すウェイファインダーと言う機械が崩壊した第二デススターの司令室に残っていることを突き止めるが、その旅の途中でおぼろげな記憶がだんだん明確になってくる。「わたしはパルパティンを知っている?」
たどり着いた因縁のエンドアで、追ってきたレンにはっきりと言われてしまう。「パルパティンがお前を探しているぞ。お前は奴の孫娘だ。」がちょーん。
優しかった両親はレイがパルパティンのフォースを受け継いでいるのを知ると、鬼畜のような祖父から隠そうとジャクーに避難していたのだ。そして未来予知で帝国の玉座に座る禍々しい自分の姿を見てしまう。レイアの助太刀を得てレンを退けたレイだが、あまりの恐怖にオクトーへ引っ込んでしまうのだった…。

…いやぁ地縁血縁の色濃い星間大戦ですが、大事なのはソコではありません。
ルーカス印の123で不満だった因縁や運命に絡め取られる人間関係があってこその今作か、言えば済むことじゃん!まで踏襲するのはサービスなんかお約束なんか。
これから観に行かれる方は「ジェダイの帰還」を予習してから行くのが宜しかろう。
まぁそれがなくても十分だけども。
ちょっとエクセゴルで帝国の復活に尽力したシスの皆さんの涙ぐましい努力があっさり消し飛ぶ姿が気の毒でしたが、名も知れぬ遊牧民に名を問われて胸を張って答えるレイが清々しかったのでヨシとします。
面白かったです。ありがとうございました、J.J.エイブラムス。


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カイロ・レン!弱ぇなッ!
以下ネタバレあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔々、ディズニー帝国に買収されたルーカスフィルム共和国は、
みたいな話かと思いきや。
定番のお城アイコンもすっとばして、ルーカスアイコンが出たと思ったら
いきなりのファンファーレ!
もう拍手喝采ですわ!

やるな!エイブラムス!

エピソード7は「ジェダイの復讐」から二三十年は経ってるらしい。
パルパティンの崩御で帝国の野望は潰えたかと見えたが、その衣鉢を受け継ぐ
ファーストオーダーなる専制国家が再び銀河に跳梁しておる。
そんな中、唯一のジェダイであるスカイウォーカーが姿をくらました!
新共和国もファーストオーダーも奴の行方に血眼!
行き先を示す手がかりが、惑星ジャクーに存在すると云うネタをつかんだ
ファーストオーダーは急遽大戦艦ファイナライザーを派遣する。
戦いの火ぶたは切って落とされたッ!

いけーッ!やれーッ!は活劇映画のお家芸。
そこは丁寧に拾ってくれるエイブラムス監督。
だけどお話はエピソード4「新たなる希望」の焼き直し。
ファーストオーダーの黒き騎士カイロ・レンは
ダース・ベイダーに心酔している様だけれど、
第2デス・スターの司令室で彼がやった事を知れば
考えも変わるンじゃないのかしら。
まずはダース・レンと改名するところからだな。

一番いかんのは主人公レイの悲しみがちっとも胸に迫らない点。
そんな怒りに任せてカイロ・レンを殴り倒してるようじゃジェダイ失格だ。
ルークは田舎の町で埋もれて行く若者の切なさが身に沁みたよ。
きっとエイブラムス監督はこの娘の孤独をちっとも理解していない。
ルークのやるせなさはルーカス監督が故郷のモデストで感じていた
疎外感そのものなんだろう。
レイは凄く強く、アナキンの子供時代を思わせる。
スノークだかノンノンだか云うムーミントロールは何者なんだとか、
科白にだけ出て来たレン騎士団は二話目以降のお楽しみか。

さぁ今度はどんな具合にファーストオーダーをぶっ飛ばしてくれるのか、
チャンネルは決まったぜッ!


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