「天幕のジャードゥーガル」1巻を読了する。

「天幕のジャードゥーガル」1巻
「天幕のジャードゥーガル」1巻
BONITA COMICS
著者:トマトスープ
出版:秋田書店
初版:2022年8月25日
購入:2022年8月17日
価格:660円(税込)


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「天幕のジャードゥーガル」1巻を読了する。」への1件のフィードバック

  1. 読了日:2022年8月21日

    フォローしてる推しがツイッターでつぶやいておられたのが気になって。うわー懐かしい、ボニータコミックスだ。しかも何、チンギス・カンが生きてるモンゴル帝国勃興期の話じゃないの。ホラズム王国の科学者の家に買われた奴隷のシタラはその家の息子ムハンマドに「勉強とはまだ見ぬ未来に備える手段だ」と諭され学問を志す。ギリシャやローマの叡智に触れ途方もない碩学の積み重ねに感動する毎日。だが侵攻するモンゴル軍に街を焼かれ一家は離散。復讐を誓うシタラはファーティマと名を変えてモンゴル族の習慣や風習を学ぶのだった。世界中の叡智をモンゴルのもとに集めたいとする次期皇帝トルイの第一王妃ソルコクタニの野望を利用する。そう決心したファーティマは初めてこの大帝国を造った男チンギス・カンと見えるのだ。
    可愛らしい絵柄なのに殺伐としたモンゴル軍の圧政っぷり。都市を持たない大帝国の遊牧感がよく描けてる。2巻目が楽しみだ。

    星★★★★

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