記事タイトル:地上の歩き方 |
「歩いて、ご挨拶に参りました。」
「歩いて、営業に参りました。」
統一地方選後半、にこやかに手を振り振り「歩いて」いく候補者。
元気いっぱいに歩いてきた事を強調するセールスマン。
狙いは「わざわざ歩いてるんだ、大変だねぇ」と、思ってもらう事。
大いなる陥穽。
自分は普段歩いてないから、大変な事のように思ってしまうのだが、
はからずも移動に金を使っている事を露呈してしまっている。
日本人が4〜5キロちんたら歩くのと、ザイールで水を汲みにいく少女が
毎朝30キロ歩くのが、同程度の労働力で語られる不可思議。
確かに明治生まれの日本人にはあり得ない感覚だろうね、小林よしのりさん。
[2003年4月24日 23時16分58秒]