記事タイトル:現実と空想を混同 


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お名前: ななかん   
どこやらの体育教師が教え子の「小学五年生」の女子生徒を、
放課後、体育館に呼び出し、強姦しようとして逮捕された由。

「このメンタはワシに惚れとる」
本人は和姦のつもりで誘い出す。
拒絶される。なんか変。
でももはやヤル気マンマンの息子を収める理性は失われている。
あるいは
知謀深慮な「五年生」の女子生徒に陥れられたか。

いずれにしても、大半の「識者」は表題のようなお題目を口にするのでは
ないだろうか。
二項対立の要素として、「現実」=「確固たるもの」、「空想」=「うろんなもの」として
認識されているように思える。

だが歴史は産業革命このかた、空想が現実を上書きしていく過程を示している。
人間は頭で思い付いたものはすべからく実現してしまう生き物なのだ。

出来の悪いエロ本のような破廉恥な振る舞いも、やってしまえば現実なのである。
足らないのは現実と空想の区別ではなく、現実が空想の延長でしかないという
自覚と、恥ずべき行いを決して実現させぬ覚悟なのだ。

このような覚悟のないものが、「水は低きに流れる」などと訳知り顔で断じたりするので
ひとは己の責任を見失うのである。

「魔」がさすのである。「気」をしっかり持たねば。

[2003年10月25日 23時38分6秒]

お名前: ななかん   
体育館ではなく会議室だったそうで。
しかも常習の疑い。
世も末ですね。新世紀なのに。

[2003年10月26日 10時47分8秒]

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