は、愉快な人達だねぇ。
スーツの仕立てが安っぽいのはいつもの事だけれど
コンビニのそばで、
吉野屋の前で、
歩道のまん中で、
座り込む。うんこ座り。あげく、あぐら。寝転んでいる奴もいる。

ペットボトルを灰皿に、喰い散らかしたゴミが周囲に散らばっていく。
それをアオキのつるしでやる。
愉快だ。きっとなんの自覚もないに違いない。自分が見苦しく見えるなどとは。

「毎日、ネクタイしめて、カッターシャツの第一ボタンまで止めてるし、俺。」
まじめに社会に参画したような、すごい妥協と努力を自分に課しておるような、
そんな気分なんでしょうな。

平和ですな。
で、喧嘩上等、とかいって覚悟は完了してるゼ、みたいな事を平気な顔で。
自分を捨ててまで、人々に笑いとユーモアを与えてくれる、あっぱれな人達だ。

[2003年4月8日 16時52分7秒]