記事タイトル:長岡天神に行く 


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お名前: ななかん   
長岡天神。
何度も訪れているはずなのだが、とんと記憶にない。
きっといやな思い出でもあるのだらう。
あの田舎くさい神足の駅前が目を見張る開発投資でびっくり。
長岡天神の鳥居まで一直線である。

桓武天皇が土豪勢力からの離間を狙って遷都した夢の都も
数年を経ずして呪いの巷に。
菅原道真によっぽど後ろ暗い思いがあるのか、大きな災いはそれ自体が
神として祀られるほどに。

そんな殺伐とした世相など、もはやどこ吹く風で、おだやかな空気が
名物のツツジや孟宗竹をやわらかく包んでいるのでありました。
山の緑がすっかり新緑に萌えだして、さながら爆発したかのよう。
今日の一日の幸を静かに思う。

[2005年5月9日 9時33分31秒]

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