記事タイトル:五十五年体制再構築。 


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お名前: ななかん   
今日は西でも東でも、きな臭いニュース。
また戦争になるのだろうか。
イスラエルのレバノン封鎖。
ミサイル発射実験に対応する南北朝鮮会談の決裂。

レバノン封鎖はヒズボラに拘束されたイスラエル兵士の
解放が当初の目的。レバノンからシリアの影響力を一掃
するのが狙いなのだろうか。無茶なことをする。

今回の北朝鮮は友好国の中国やロシアの仲介案にも難色を
示しているそうで、動向が注目される。
キム将軍には一橋慶喜なみの決断を期待したい。

[2006年7月14日 10時33分37秒]

お名前: ななかん   
北朝鮮やイランは準備しているだけでも、血も涙も無い悪党呼ばわりする
アメリキ合衆国が、独立国を実際に空爆し、陸海空で封鎖を実施するイスラエルには
「あれは自衛権の行使だから」とむしろ支援するかのような発言は、正直
政治に疎い子供達には理解も納得もできないだろう。
二枚舌ぢゃないか?
他所の国の通商を封鎖するのが自衛権なのか?
じゃによって自衛隊も朝鮮半島の通商を封鎖出来るという理屈になるのか?

あんたが尊敬すると云うイエス・キリストも、言葉をいたずらに弄んで利益を追求する
指導者を糾弾しておられますぞ、大統領。
聖書読んだ事あるんですか?

[2006年7月15日 9時35分32秒]

お名前: ななかん   
北朝鮮は国連安保理が出した非難決議を無視すると公表した。
ミサイル実験は自衛権の当然の行使であると。
決議には拘束力などがないので、次にも自衛権の行使が堂々行われる
のであれば、安保理はさらに踏み込んで制裁が動議される可能性
が出てきた。北朝鮮は孤立を深めつつあるが、それもあれに云わせると
一部の国家による策謀であるそうな。

これもどっかで聞いた事のある展開よな。

[2006年7月18日 13時24分11秒]

お名前: ななかん   
アメリキがヒズボラと北朝鮮に関係して暗躍しているとして、イランとシリアを
非難しだした。イスラエルへの停戦交渉には時期でない、とか、むしろ悪いなどと突っぱねている
奴がヌケヌケとアラブの反米勢力を一気に叩く算段か。なんでこんな稚拙な外交を
恥ずかしげもなくやれるのか。
一世紀は時計が逆戻ったかの様。
当たり前のように利権を主張し、制圧をもってよしとする。
ジャイアンかおめーは。
「こいつイスラムのくせに生意気だぞ?」ってなもんか。
その結果どうするのか。
油売りである。
都のしがない油売りが一躍一国一城の主に!?
ブッシュはすでに一国一城の主だし、ちっともしがなくない。
おいおいそんな小細工を弄している間にアフガンではタリバン復活だぜ。
おめーのお大事なパイプラインがまたしても危機に瀕しているぞ。
なにがどうなれば解決したと、云えるのだらう。
ジョージ一人、叩っ殺したところでブッシュがひとり居れば三十人は
後釜がいると思わねば。
しかしあのねばねばと脂っこい下唇を見てるとムラムラと殺意が…。

[2006年7月24日 9時37分45秒]

お名前: ななかん   
中国が中国銀行マカオ支店の北朝鮮政府口座を凍結したとの報道。
なにくれとなく、お世話になっていた中国政府の交渉を袖にして、
大国の顔をつぶした報いが早速か。
どうするんだ偉大なる将軍さまは。

[2006年7月24日 18時28分24秒]

お名前: ななかん   
ミサイル実験の際には慎重に人払いをお願いした。
無闇矢鱈に撃ち込んだわけではない。
見ろ、だから被害者はいないじゃないか。
と北朝鮮の主張。
韓国政府もそれを裏打ちするような証言。
その排他措置は日本やロシアにも通告されていたのかな。
ちょとビビリが入ってきたかな、かな。
さすがに中国にも支援を打ち切られると、将軍さまのお食事にも
影響があるとみえる。

[2006年7月25日 9時22分50秒]

お名前: ななかん   
ライス国務長官、レバノン入り。
レバノン政府に同情を示すもヒズボラに対しての妥協はすべきでない、と。
ヒズボラが武装を解いて、イスラエル国境から離れれば停戦の「用意」が
あるというイスラエルの主張を繰り返すのみ。
まず停戦、というレバノン側の意見とは相容れず物別れ。
しかし圧倒的軍事的優位にあるイスラエルに対して、かくも戦意旺盛な
アラブ。戦術的にも戦略的にも勝ったことなどないのに、引かないとは。
そこまで憎まれているのか。恐ろしい。

[2006年7月25日 9時36分15秒]

お名前: ななかん   
レバノンに駐在する国連の監視団をイスラエルが攻撃した。
おそらく何らかの誤爆と思われるけれど、中国が提出した
非難決議提案には米国も反対せず、安保理を通過しそう。
ヒズボラが相手だ、レバノンと抗戦しているわけではない、
というイスラエル側の主張が覆ったのだから、むべなるかな。

北朝鮮との融和政策を掲げる韓国青瓦台の閣僚が、米国の対応を
非難したところ、国内から安全保障を蔑ろにする発言、と非難轟々。
大統領の進退問題にまで発展の様相。

かと思えば日本の議員から北朝鮮に対する軟化を提案するものが。
自民党、山崎拓氏。
安倍晋三官房長官らの敵基地攻撃論をナショナリズムと暗に批判。

[2006年7月27日 9時28分13秒]

お名前: ななかん   
なんとアメリキがこれは「非難」にはあたらない、と削除要求。
憤慨したカタールと調整がつかず、決議はお流れ。なんたるちや。
仕様がないので事務総長権限でイスラエルに説明要求。
伝えられるところでは、イスラエル軍は国連の施設と了解したうえで、
執拗に攻撃した節が。
イスラエルとアメリカに公徳心がないのは一目瞭然、とアルカイダの声明。
テロリストにここまで云われる同盟って…。
日本もその一味なんかー!

[2006年7月28日 9時55分40秒]

お名前: ななかん   
カタールが折れた模様。
非難抜き安保理決議が出にゃした。
本日の報道。
イスラエルが市街地にクラスター弾を使用したらしい。
ヒズボラ側も負けじ、と新兵器?
それをイランが供与しているとイスラエルが非難。
それみたことか、とお米の国。
そう云えばヒズボラはどうなれば気がすむのか。
その辺がいつのまにかないがしろに。
停戦よりは殲滅を願う誰かがシナリオライターにいるやうだ。

[2006年7月29日 10時44分18秒]

お名前: ななかん   
レバノン南部の街カナをイスラエルが無差別爆撃。
シェルターに避難していた子供をふくむ民間人が死傷。
静観していたアラブ側が態度を硬化させることは必定。
ここへきてようやくアメリキのライス国務長官が即時の停戦を呼びかけ。
イスラエルの暴走にヒズボラは継戦を訴えている。
「我々は勝利しつつある。」と。
まぁヒズボラは最初から無差別攻撃で市民を殺傷してるからな。
イスラエルにしてみれば、イスラム法典に基づいて目には目を、
牙には牙を、返したつもりかも知れないが。
あっちはテロリスト。
あんたらは国軍。
規模も建前も違う。

国連施設爆撃にしてもイスラエルは国連がアラブ寄りだと常々憤慨していたそうで、
「こんな事になったのも、お前らがヒズボラを甘やかすからだ!」と。
イスラエルのオルメルト首相というのは、国軍を統括できとんのかね?
もし政府の指示なら義務教育からやりなおしたほうがよろしい。
立派な市民は無闇に癇癪を起こしてはならないものだ。
ヒズボラの無法が許せない、というのは昨日今日に始まったことではないはずなのに。
そんなに血塗られた歴史を繰り返したいか。

北朝鮮は沈黙と拒絶を続けている。

[2006年7月30日 22時23分26秒]

お名前: ななかん   
レバノンの国連軍が負傷者を救出するため、三日ほど停戦してもらいたいと
提案していたのをイスラエル側は「人道支援のためのルートはすでに確保してある」と
突っぱね、後半月程の継戦を宣言していたのがコンディーのにらみ加減が怖くなったのか、
二日だけ停戦してやる、と軟化。
腰砕けよのう。結局アメリキの鼻息次第なんか、シオニストめ。
三日後にベイルートとメッカを核爆撃するから、死にたくない奴は避難しな!
ぐらいゆうてみんかい。
どうせ悪役やんけ。
善人ぶっても唾を吐きかけられ、悪に徹すれば本性と罵られ、なんのかんばせあって
ダビデ王に顔向け出来ようか。
「みんな星になってしまえー!」
「俺は認めない。こんな甲斐のない生き方、俺は認めないぞ!」
パレスチナ人もそう思とる。
インティファーダの時は国内でも動揺してたのに、レバノンではよそ事かい。
そんなにヤハウエの約束が大事なんかい。

[2006年7月31日 9時33分56秒]

お名前: ななかん   
国連はイランに核開発を即刻中止する様、非難決議を採択したが
イランは早々に拒否の姿勢。
イスラエル・オルメルト首相談。
「いかに非難されようとヒズボラを弱体化するまでは攻撃を止めない。」
戦争遂行者は鉄の意思をもってこれに取り組まねばな。
子供の悲鳴を聞いてたじろぐようなら、最初から開戦しない。
成長すれば鋼のテロリストになるかも知れんしな。
良きパレスチナ人は死んだパレスチナ人だけにしねーと。
ユダヤ人は枕を高くして眠れねーとよ。

[2006年8月1日 9時31分40秒]

お名前: ななかん   
停戦終了を待たずに双方総攻撃の構え。わからん。ヒズボラは勝てるというより
負けたくないだけなのでは。確かにアラブ人とユダヤ人なら数では圧倒しているし、
ジェノサイドを遂行するには相当の覚悟が必要だ。
でも人間はその気になったら、滅茶苦茶な手段を思いつくぞ?
まして頭の良さでは定評のあるユダヤ人ですからの。
なんとか共存の道は開けないものか。

北朝鮮ではここんとこの天候不良で大雨による大災害が発生しているらしい、でも
「栄光ある」孤立を標榜するらしい金政権は、救助を国際社会に依頼はしていない。

[2006年8月3日 9時33分12秒]

お名前: ななかん   
ベイルートへの爆撃も辞さない、とオルメルト。
ヒズボラはイスラエルが兵を引けば停戦の用意がある、と。

「韓国が我が国を支援したい、というのであれば断る理由はない。」
流行のツンデレアプローチか北朝鮮。
「間違えないでよ!そんなんじゃないんだからネ…。」
食料の支援を暗に要請。
ところが赤十字は「そんなに被害出てないよ。」と発表。

[2006年8月5日 9時45分42秒]

お名前: ななかん   
ヒズボラはもうテロ組織ではありませんでした。私の勘違い。
レバノン議会に議席も有する歴とした政党。
レバノン国内にイスラム原理主義の租界を建設するのが党是。
その私設軍が今戦闘している連中で、いうなれば池田大作突撃隊。
とはいえ過激な論調の戦闘的イスラム原理主義だから、アルカイダとどう違うの?と
訊ねられたら、カンパと政治資金の違いぐらいに答えておこう。
一般市民が武装する事を許さない日本では、考えられん治安状況だな。
涙も懇願も薄笑いと共にひねりつぶされるような日常では、民族の血が
銃を握らさずにはおられないのだろうか。恐ろしい。

[2006年8月6日 20時27分4秒]

お名前: ななかん   
この14日にフランスとアメリキでまとめた停戦要求を、
ヒズボラ、イスラエル両方が受諾。停戦が実現するらしい。
この一ヶ月でようやく見えた理性的判断。いったいどれほどの
資源がこの無意味な戦闘で浪費されたことか。
云うとくけど宇宙開発でこんなに人は死なんで。
軍需産業はウハウハやろうけど、安眠できると思うなよ。

それにしても国民党軍をドイツが訓練していたとは。
つくづく「同盟」やの「協定」やのがうすらさむいのー。
ほんま蒋介石のほうが一枚も二枚も上やわ。
それでも押しまくった帝国軍もえらいというべきか。
まぁ力押ししか知らんアホの子というべきか。
そんなんは猪武者ゆうて称えられても、影では蔑まれて
いたはずやのに。ほんま歴史に学ばんというか。

[2006年8月14日 10時26分39秒]

お名前: ななかん   
ヒズボラ、アメリキ双方が勝利宣言。
なんでアメ公が!
そんな憎まれ口をきくから立派な国なのに嫌われる、と
なぜ解らんか。
ほんとテキサスの農場主は知能指数低いなッ。水汲みからやりなおせ!

北朝鮮は災害被害の復興に韓国側の援助を受け入れるのを皮切りに、
ルーシーやの中国やのと微妙な関係改善の努力を始めた模様。
すりゃ、理性的な判断ですな。かつての日本よりはマシと云う事でしょうか。

[2006年8月15日 15時31分52秒]

お名前: ななかん   
イスラエル軍の一部がレバノンから撤退を始めた模様。
話の分かるタコどもで良かった。
さてこれで実を取ったのはどこのどいつかのう。
家を焼かれて、肉親の脳みそを目の前でぶちまけられた子供たちには
憎悪だけが残る。その小さな手に銃や爆弾が握られるのもそう遠くない。

[2006年8月16日 9時14分43秒]

お名前: ななかん   
全軍を動員して包囲戦を布いたのに、ヒズボラ殲滅という目的を
達し得なかったといって、オルメルト内閣の責任を問う声がしきり。
イスラエルも今時おセンチな国よの。
第二次大戦からこっち、戦争を起こして目的を達し得た国ってあるのかな?
今は開戦そのものを非難されるご時勢。はやくこんな外交手段は形骸化して
ほしいものです。

北朝鮮は北部の鉱山を中国に売った模様。
関係修復というにはあまりにあからさまなアレ。

[2006年8月22日 13時18分30秒]

お名前: ななかん   
報道のトップにあらわれてなかったので、停戦即撤兵かと思っていましたが、

なんとレバノン包囲は解いてなかったことが判明。 国連事務総長みずから撤兵交渉に乗り出したそうですが、イスラエル・ヒズボラ双方から
「走狗」呼ばわりされて気の毒。
イスラエルはレバノン国軍か、多国籍軍が港湾を制圧しないかぎり、兵を引くつもりはない、と
断言。アメリキは例によってイスラエル支持でヒズボラをナチス呼ばわり。
今んとこ一番ヒトラーに近いのはアンタか金将軍ぐらいだと門外漢。

[2006年8月31日 9時51分40秒]

お名前: ななかん   
国連軍の展開を確認したイスラエルは八日午前零時をもって、
レバノン封鎖を解除したそう。

[2006年9月8日 9時1分13秒]

お名前: ななかん   
なんかまだ陸路は封鎖を続けているらしいよ。

金将軍は健康状態が思わしくないようだ。
多分ぜいたく病だな。

[2006年9月9日 12時55分14秒]

お名前: ななかん   
イスラエルの参謀総長とか云う人が、9月22日までにレバノンから
完全撤退するとの要旨。
この日、タイで軍がクーデター。立法、司法、行政を停止し憲法の無効を宣言。
首相のタクシン氏は国連本部へ出張中。非常事態を宣言するも軍の戒厳令で効力は
疑わしい。国民から不信任をつきあげられても収拾に務めると称して政権を維持
しようと、無用な混乱を招いてタイを弱体化させている、と国軍司令官。

21世紀にもなって、国体が憲法に優先すると考える時代錯誤。
多分日本もタイの政変を笑えまい。
法治国家にあるまじき醜態。タイ軍の最高司令官は首相ではないのかな?
議会が回復すれば真っ先に行われるべきは、政府の解散と軍の断罪だ。
暴力で制圧しないとまとまらないほど、タイ人は血の気が多いのか。
仏教に熱心だからといって、人生悟れるわけでもなさそうだ。

そんな事は南都北嶺、高野山の歴史を見ても明かではないか。

[2006年9月20日 9時20分48秒]

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