記事タイトル:いしょくたりてれいせつをしる。


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お名前: ななかん   
飢えたり、襤褸以外まとう物が無い時、人は礼節を知らないということだが、
餓えたこともなく、清潔で整った服が朝には枕元に用意されている子供達が、
礼節を重んじているかと云うとそう云う事も無く、教えられないことをもさること
ながら、大人がそう云う時にどうしているかに就いて興味を持たない。

親が矜持を持った大人の在り方を示してやれないのが一番に痛い。

私利を拡張することにしか興味の無い守銭奴が公共性について口やかましく
他人を非難する。
問題が発生した際に自分がその件にどう関わるかでなく、犯人探しに血道をあげて、
それを排除すれば事足れり、とする小役人根性が上から下まで蔓延している。

同じような危機感から、帝国時代の常識を再構築しようとする勢力。
国家への忠誠が個人を律するのだ、と。

免許を取らずに車を運転するのが何故悪い。
何故他人の持ち物を盗ってはいかん。
どうして人を殺してはいかんのか。

社会的に未成熟な子供の疑問ならともかく、
年齢的には人の上に立ち、後進を指導する
立派な大人の云う事か?

いかに何も考えていなかったが如実に解る。

決まりだからと守っては居たが、その求めるところを理解はしていなかったのだ。
団塊の世代が生んだのはつまりはこういうカタワどもなのである。

[2006年10月24日 9時39分13秒]

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