記事タイトル:いぢめる? 


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お名前: ななかん   
「しつけ」はガッコのセンセイが教えてくださらんと。
この子はわがままに育ったから、私の云う事なんか聞かんのですよ。
わたしは授業料を払ってるんですよ!
それぐらいの「サービス」は当然でしょ!

これからは詰め込み教育ではなく、ゆとりのある教育で人格の形成を
重視します。ただし履修目標は下げません。その代わり円周率を「3」とするなど
「無駄」な事実を教える必要をなくします。もちろん地球が太陽のまわりを回っている
など実生活に関係のない現実も必要ありません。
大切なのは国旗や国歌を誇りに感じる愛国心ある国民の育成ですから。

改めて通告しますが、あなたがたに拒否する権利など微塵もありません。
だって公務員なんですから(誤解)。

かくて総合実習の時間を捻出するために午前と午後の時間は、受験に有利な
科目が優先され、子供達に考える方法を教えるべき教師が生徒のご機嫌を
伺いつつ、自分の勤務査定に汲々とする現場に、生徒間の人間関係を事前に
把握してなかったから、教育者としての義務を怠っている、とさらなる非難。

それは死にもしますわな。
三界に家なし。
四面楚歌。

親からいじめの実態について調査してくれ、と泣きつかれても
いつものグチかと処理を後回しにすれば、本人が自殺、と取り返しのつかない事態に。
ここぞとばかりに責任を追求するマスコミに、先生方がボロクソに叩かれている脇で
「あいつもあんまりこづきまわすと、あてつけに死によるかも知らんで。」
「触らぬかみに祟りなしや。」
一見騒ぎは鎮静するかに見えて、問題の根はまったく解決していないというような様に。

そんなにきみらは他人を殴りたいのか?
殴りたくて殴りたくて、そのきっかけをウズウズと待っているのだね?
他人を殴りつけてる間は自分が攻撃される不安からは逃れられるからねぇ。
大きな声を出して、怒鳴りつけて、相手がちょっとでも怯えを見せたら、
血を見ても殴り止めない。

だって気持ちいいのだもの。
真っ赤に腫れ上がった顔が涙と血糊でぐしゃぐしゃになって、ところどころ
蒼かったり白い何かや黄色い汁がはみだしてたりするのが。
「ごめんなさい、」と助けを求めているところへ蹴りを叩っこむのが。

[2006年10月31日 9時40分16秒]

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