記事タイトル:国家の品格 


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お名前: ななかん   
どうも安倍内閣は自分が正しいと思った事は強制しなければならない、と
考えるひとが多いようで、己だけが正しいとアメリカの方法を世界中に強制
しまくってるブッシュ政権のコピーのように感じる。

物事が不透明なときに、例え悪役と誹られようと基準を明確にしなければ、
などと自己犠牲的に奉仕しているならいざ知らず、バカに教えてやる的な態度はどうかと。
しかも小泉純一郎氏やジョージ・ブッシュ(呼び捨て)ほど表立って意見を云わず、
対立しそうな集団の動向を計りつつ、物事の意味をねじまげていく。
本人の気の持ち様はさておいて、方法論が陰湿だ。

かく言うわたしも人後に落ちないとある基準がある。
それは人前で喫煙するときの態度である。
どれほど高潔で清廉の士でも、副流煙をひとに吹きかけるような奴を
わたしは人間と認めない。
喫煙の習慣がない鬼畜というのも存在はするが、それはそれなのだ。

公共の場所では喫煙を遠慮する、というのはわたしには正しいことだが、
今までこれを強制したことは一度も無い。

何かを美しいと思うこころは十人十色なのだ。
中には十人が十人とも美しい、と意見の一致をみることもあるだろうが、
だからといって十一人目がそう思わないというのを変だとは云えないのである。
自分が美しいと思うのは勝手だが、他人にそれを強制するというのは
思い上がりだし、迷惑なのだ。

[2006年10月21日 9時28分30秒]

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