記事タイトル:三世紀の中国 


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お名前: ななかん   
それにしても中国はすごい。
湖中とはいえ、三世紀の遺跡が平然と見つかる。
殷墟や夏墟などの古跡に至っては紀元前2000年のレベルである。
日本の古跡の保存状態の悪いのはどうしたことか、と思う。
湿度の高いが仇なのだろうか?
日本ではなんでもたやすく醸されてしまうものだなぁ。
服でも紙でも植物質なものはあっというまに分解されてしまう。
残らない。
忘れ去られてしまう。
大阪には仁徳や継体といった大墳墓が残っているけれど、あれとて
幕末に国学者が勤王思想を裏打ちするために同定をすすめただけで、
地元の人はあれが何かなどと意識したことなども無いと聞く。
これはよい事なのか、恥ずべき事なのか。

権力者の見栄や突っ張りが役に立たないという意味では、痛快ではある。

[2006年6月17日 10時25分19秒]

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