記事タイトル:吉兆の不様 


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お名前: ななかん   
先日の赤福といい、老舗の偽装工作が後を絶たない。
責任者は「老舗の看板を守るため」と称して工作を現場の勝手な判断として
片付けたかったらしいが、それでも管理不十分は免れないのに、当の現場から
告発を受けて強制捜査を受けるはめに。
この責任者からすれば末端の作業者は吉兆の名代に愛が足らん、とか
恩をアダで返しやがって、とか被害者意識で憤慨してることだろうが、
もともと老舗の看板に泥を塗ってたのは自分自身だし、
あなたが守ろうとしている物は老舗の伝統でも、誇りでもなく
自分自身の生活だけに他ならない、ということに本人だけが気付いていない、ということか。

名を受け継ぐということが如何に重いことか。
またこの責任者が自分の従業員をどのように考えているか、如実にわかって笑える。
こんな会社に愛社精神は育まれまい。

[2007年11月16日 20時2分28秒]

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