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お名前: ななかん   
『ジョーズ』の警察署長役、ロイ・シャイダー死去
2月11日17時12分配信 VARIETY


『ジョーズ』のブロディ署長を演じるロイ・シャイダー
 『ジョーズ』(75)の大胆不敵な警察署長ブロディ役で知られる俳優のロイ・シャイダーが、
2月10日(日)、リトルロックのアーカンソー大学のメディカル・サイエンス病院で亡くなった。
享年75。2004年に骨髄腫の診断を受け、骨髄移植を受けているが、直接の死因は発表されていない。

 『フレンチ・コネクション』(71)『オール・ザット・ジャズ』(79)で、アカデミー賞にノミネート
されたロイ・シャイダーは、ニュージャージー州オレンジで生まれ、、野球とボクシングに明け暮れる
少年時代を過ごした。その後、演劇を志し、ラトガーズ大学とフランクリン&マーシャル大学で演技を学ぶ。
卒業後は軍隊に入り、除隊後にニューヨークで舞台俳優となり、ニューヨーク・シェイクスピア・
フェスティバルで注目を浴び、“Stephen D”でオビー賞を受賞。

 ソープ・オペラ“The Edge of Night”でテレビに、“The Curse of the Living Corpse”で映画に進出。
『栄光のタッチダウン』(68)『USAブルース』(69)『ルーという女』(69)でさらに評価を高め、
ソープ・オペラの“Love of Life”“Secret Storm”などにも出演した(ロバート・ワイズ監督の『スター!』
にもノークレジットで出演)。

 彼のキャリアを飛躍させたのは、ジェーン・フォンダと共演した『コールガール』(71)と、
ジーン・ハックマンとともにオスカーにノミネートされた『フレンチ・コネクション』
(ハックマンは主演男優賞を受賞)。『フレンチ・コネクション』では、ハックマンの相棒である
ニューヨーク市警の麻薬課の刑事を演じた。

 続く、アクション映画『重犯罪特捜班 ザ・セブン・アップス』でも再び警官を演じるが、
シャイダーにとって一番よく知られる役柄は、小さな海辺の避暑地を襲うサメ退治のスリラー『ジョーズ』
(スティーヴン・スピルバーグ監督)のタフガイ、警察署長マーティン・ブロディ役だろう。彼は、
『マラソンマン』(76)『恐怖の報酬』(77)に出演した後、もう一度『ジョーズ2』
(78/ジャノー・シュワーク監督)で同じ役を演じている。

 シャイダーは79年に、ボブ・フォッシー監督『オール・ザット・ジャズ』で、彼のキャリアにおける、
もう一つのピークを迎える。彼は同作で、女たらしの振付師ジョー・ギデオンを好演し、オスカーの
主演男優賞にノミネートされた。

 以来、シャイダーは、『ブルーサンダー』(83)『2010年』(84)『デス・ポイント/非情の罠』(86)
などのB級の作品や、3シーズン出演した「シークエスト」や「サード・ウォッチ」“Law & Order”などの
ドラマに出演。脇にまわっては、『ロシア・ハウス』(90)、『ピースキーパー』(96)など諜報員や
アメリカ大統領などを演じた。

 遺作は、08年米公開予定のジョシュア・ニュートン監督“Iron Cross”。警官役を演じている。

最終更新:2月11日17時12分

また一人イコンが消えたなー。
積極的に追っかけてた訳ではないが、
あのうちひしがれた犬のような顔が拝めなくなったのかと思うと…。

晩年は当り役がなかったようだけど、穏やかに死ねたのだろうか。
少なくとも惜しまれて亡くなったと、そう信じたい。
合掌。

[2008年2月12日 8時10分50秒]

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