記事タイトル:ボンカレーはどう作ってもうまいのだ。


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お名前: ななかん   

故手塚先生の名言。
世界に冠たる日本のレトルト食品、中でもレトルトカレーの完成度は
印度人もビックリなのではないでしょうか。
レトルト自体発祥は多分アメリカ軍のレーションか、NASAの宇宙食あたり
だと思うのですが、そもそも飯を食うのに風情を持てない白人共にうまさなど
追求出来る訳も無いッ。

大体作ると云うか、温めるだけで食えてしまうレトルトカレー。
先生は高田馬場の仕事部屋でこれを食していた際、娘のルミコさんが
袋から出して温めようとしたら、「だめだ!こいつを食うのはコツが
あるんだよ。お前わかんないだろ?」と説教されたとか。
先生、わたしにもわかりません。
それにおっしゃる事が矛盾してます。

斯様に使用者の一家言を引き出す簡易食などこれとカップラーメン
くらいのものです。

そのレトルトカレーにもピンキリがありまして、下は50円から上は
数千円と実に幅広い。 まぁ安いカレーは味もそれなりなんですが、これが高いから旨いとも
限らない。この辺にしびれる、あこがれる訳です。

安くともうまい。そこが狙い所であるわけですが、わたしが食した中では
88円のイオン・トップバリュー・ビーフカレーがこの安さとしてはかなり
イケます。ただカレー単体としては良いのですが肉や魚をトッピングすると、
味の薄さが引き立ってしまって頂けません。ソーセージくらいで我慢しましょう。
その次は安売りの時なら100円で手に入るハウス食品・加哩屋のカレー。
スパイス臭が強く、好みが別れるかも知れませんがコクがあって
トッピングにも十分耐えられます。ちょっと量が少ないのが難点。

500円600円のカレーも何食か試してみましたが、どれも帯に短しタスキに長し
で、値段程の満足感が得られませんでした。
そんな中ではコレ、安売りの時なら198円、明治製菓・銀座カリー。
原材料に名は見えませんがどうも胡麻を隠し味に使ってるらしい香ばしさ。
タマネギの旨味も効いていて、肉や野菜の味に負けません。
現在のわたしのオススメです。
ただ普段の値段は230円ほどしていて、いささかお高い。

さて、みなさんの舌にはどんな味が残りましたか?

[2011年 2月6日 23時09分]

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