記事タイトル:総括 


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お名前: ななかん   
自己批判せよ!
…。

激動の2011年でした。
確か年の初めは都条例のいい加減さに憤慨していたんですよ。
世間はカンニングした学生を吊るし上げるのに必死で。
三月以降はすっかり景色が変わってしまいました。

とにかく死の影の濃い一年。
和田慎二さん初め、馴染み深い方々が次々と鬼籍に。

昨日のことですが、配達先のご老人が火事で亡くなりました。
年末の集金を済ませた翌日のことです。
いつも丁寧にお礼をされる方でした。
お正月の準備もされてました。
足がお悪く、身体がうまく動きません。
火を消そうとわたわたされたのかな、
そうこうしているうちに煙を吸われたのかな。
「もうあかん」と観念されたのかな。
無念だったのかな。

惜しまれて亡くなる命と
死んで当然と憎まれて亡くなる命と
もし買えるとしたら値段に差はあるのかな。

一億数千万の日本人の数万人が死んだくらいでは
大勢に影響ないのかもしれん。
今日も子供は生まれてくるし、
コミケには五十万余の人間が集うのだから。

なんとかなる、そうとでも思わんとやっとれんのか。

だから、来年はなんとかなる。
うん。なんとかする、でもいいけど。

ではみなさま、よいお年を。

[2011年 12月31日 21時4分]

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