買ってても書かない本もいろいろ。書くだけの動機が生まれない、だからといって
つまらないわけでもない。「はじめの一歩」とか「バガボンド」とか。
なんかそもそも違う次元で戦ってるというか、楽しみではあるが対象に興味がない。
井上雄彦さんなんか求道者みたいだよね。
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「しるバ.」1巻 |
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「しるバ.」2巻 |
爆天童さんの商業誌連載作品。
角川書店刊、コンプエースとかで載ってるらしい。
面白い、けどいまひとつ。
地域に愛される悪の秘密結社。
目標は大きく世界征服なんだけど、今は赤貧にあえいでいる。
襲い来る正義の味方の、自分勝手な正義を蹴散らかしつつ、
今日も地道な作戦を遂行していく。
…あさりさん?
さりとてよしとおさんのような諧謔があるわけではない。
うさんくさい正義よりも堅実な悪に感情移入するのかな。
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「HRエイチアール」1巻 |
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「HRエイチアール」2巻 |
くろがねぎんさんの商業誌連載作品。
角川書店刊、やっぱりコンプエースとかで連載中なのかな。
同人誌では一発ネタで冴えを見せて下さる方だけど、これほど長い話は多分未経験なんだろうな。
どう見ても六甲卸と宍神は食い合ってるだろう。
もともと一人のキャラクターなんじゃないか?
大阪からの転校生は実は担任で学園の創業者、とか考えてたんじゃないの?
くろがねさんはそれぐらいやってくれる人だと思ってました。
しかし、悪の秘密組織に美少女天才探偵か…。
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「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」19巻 |
マ・クベが最後まで格好いい!
文人として死ぬ将軍かー。そういう見方はなかったなー。
核爆弾の邪悪さの表現には陳腐さを感じたけど、ビッグトレーに勢い余って
激突するガンダムとかやはり描写に冴えがあるなー。
オデッサが落ちると何故地上からジオン軍が駆逐されるのかはあいかわらず
わからないけど。なんで宇宙空間から援護せんかな、スペースノイドのくせに。
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「夢のアトサキ」 |
やまむらはじめさんの中編集。
少年画報社刊、アワーズとかに載ってたらしい。
う〜む、青いのう。
近頃のライトノヴェルを読んでいるかのようだけど、ちゃんとお話になってる
あたりは年の功か。上遠野耕平さんに原作してもらって、いやもう
ブギーポップシリーズ描いちゃえば。
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「ヒトライフ」 |
竹本泉さんの短編集。
エンターブレイン刊、コミックビームとかにやってるらしい。
いつもの竹本さんで可もなく不可もなく。
表題の作品の主人公、トロルと暮らす人間の女の子カラテラが気に入って購入。
複製宇宙シリーズの続きが読みたいなー。
[2007年11月28日 22時4分43秒]