記事タイトル:「惑星のさみだれ」第六巻を読了する。 |
「惑星のさみだれ」6巻 泣けた。
[2008年10月29日 16時27分50秒]
「社会」とか「世界」とか、「守らねばならん」と云われても
それがなんでかという実感に乏しいエゴイズムあふれる世の中で、
手の温もりとか体温とかぬめりとか自分が実感できる他者の喪失。
なんで人は自分の一部がはぎとられないとその痛みが理解出来ないのか。
なんのための感情移入なのか。
ビスケットハンマーの魔法使いはどうも隠されたルールをたくさん知ってるらしく、
戦いは幻魔大戦のごとく不毛な様相ですが、それでもヒーローはたじろがない。
後ろに退く訳にはいかないのだ。