「アバター」を観てきました。


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お名前: ななかん   
「AVATAR」
「AVATAR」

配給:東宝/20世紀フォックス
制作:ライトストーム
脚本:ジェームズ・キャメロン
監督:ジェームズ・キャメロン
2009年12月23日封切り


以下ネタバレですので注意。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いやーすごいッ!。
キャメロンがまたやってくれたッ!
この様な事が映画で可能になるとはッ!
しかしキャメロン的にはまだ二時間ほど足らんのではないかな?
おそらく冒頭ですでに亡くなっている兄についての描写が
あったのだと思う。
パンドラへ行く為だけに何年も準備してきた出来物の兄のことを
あの主人公が考えないとは思えない。
背骨を負傷し、海兵隊からはお払い箱、代わりにやってきた
科学チームでは不勉強をなじられる。
寄る辺を持たない彼だから、ナビィーの生活習慣も一から学べたのだ。
本当ならそこは兄が居るべき場所だった。

仲が良かったか悪かったかは判らないが、勉強者の兄を誇らしく
思う気持ちもあったのでは。なればこそここは退けない。
やりとげなければ、と。

星野之宣さんの宇宙モノのようだ、とマイミクのめなぞ〜る♪さんは
云っておられたが、まさにその通りッ!
「2001夜物語」が原作だよと云われても驚かない。
まさかあのダイナミズムが映画で実現しようとは。

唯一思った欠陥はキャメロンもアメリカ人なんだなーと。
幕末に江戸時代を捨てざるを得なかった日本人的には
あの結末はない。
いずれパンドラも地球化していくだろうと。
ナビィーの伝統的な戦い方では大佐の軍を退けられなかった訳だし。
最後の最後で文字通り一矢報いたとは言え。

大佐はきっと悪い人間ではない。
むしろ誇り高い地球人だ。
彼をパンドラで救えるような結末であって欲しかった。

なんにしてもスゴいッ!
素晴らしい映画だった。

星★★★★★

関連記事 「AVATAR : THE WAY OF WATER」を鑑賞する。

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