『「時をかける少女」があんまり評判いいから観に行ったら、痛いアニヲタ向けの萌えアニメで
ウンザリした。間違っても一般人の鑑賞に耐えられる映画じゃない。』

なんか批判的なレヴューは似たような論調のが多くて、本当にこの人の意見なのか
疑わしいのだけれど、仮にそうだとしてこの人が云うところの爽快な映画は多分
わたしでも楽しめるから、キャパの広いわたしの方が人生をより多く楽しめる訳だ。

それにしても揶揄するにせよ、こんな頭の悪いレヴューを平気で書ける無神経さにゾっとする。
早い話、自分はそんなキモいアニヲタじゃないからね、ということを云わんとしてる
だけではないか。

こんな観念がいまだにまかり通っているのか。

理解出来ないものは排斥する。
理解出来ない事を自慢する。
自分が頑迷で視野の狭いことを吹聴する。

いわゆる差別の構造だが、日本にもブッシュがたくさん居る、ということだな。

[2006年9月4日 22時37分16秒]

まあ、
人生の沢山の喜びを自ら放棄したそんな可愛そうな「輩」は無視しましょう。
コチラの意見を押し付けるわけにはいきませんし、説明しても解らないでしょう。

それを読んだ多くの人がそう思うはずですよ。

[2006年9月13日 12時43分46秒]

今日ブッシュ政権が自分のところのシンクタンクが出した、このところ続く
大型ハリケーンの発生を地球温暖化に由来するという報告書を、頭の悪い
世間には難しすぎるから公表を控えるようにと指導していた、などと
ネイチャー誌が報道。
ブッシュのアメリキ的には地球温暖化が人的作用の結果なのかどうか、
はなはだ疑わしい、だから二酸化炭素の排出規制には協力する必要を
認めないとの立場なので、それに付随するように取れるハリケーンの増加も、
「自分たちの責任ではないし、関係あるとも思わない。」と云いたいらしい。
地球気象がもうかつてと同じサイクルを踏んでいないのは、鈍感なジョージにも
解ってはいるのだろうが、だからといってケンタッキーフライドチキンから
余計な油分をとりのぞこうとは思わないわけだ。
十年後の爽快な牧場より、今日のバドワイザーののど越しのほうがブッシュにとっては
重大な政治的案件なのだろう。

真琴のスカートの丈が短かすぎる、まともな女子高生はこんなに男に媚びない。
本物の女を知らんヲタのキモい妄想の産物だ。　と件のレビューでは粘着質な
中傷が続いている。
オタクになんぞ嫌な思いでもあるのか、恋人でも寝取られたのか？と心配したく
なるほどだ。
現実には今時の女子高生は、どこの風俗嬢かと思うほどスカート丈が短いし、フェロモン
出しまくりで男を挑発している。多分この人の所在地では今でも風紀びん乱にはうるさい
お固い土地柄なのだろう。

こういう私の中には見つけられない、わたしにとって特異な考え方の、因って来るところを
わたしは理解したい。尚かつそれが取り込めればわたしの描く漫画も多少はマシになるのでは
ないか、などと浅はかな期待を寄せている。
自分にとって心地よい、容易に共感しあえるような人だけを、まわりに置けたとしても、
それが愚か者の安寧に堕しかねない危険もまた容易に想像できるところだ。

晩年の秀吉の不幸は、彼に意見できる人間を自ら排除してしまった点につきる。
小一郎秀長だけがヴィンセントにおけるテオのように、兄を支えてくれていたのである。

[2006年9月28日 13時52分14秒]