記事タイトル:「パプリカ」を鑑賞する。 |
「パプリカ」DVD 妄想代理人を何時間もかけて観るよりはましかな。
[2007年6月10日 8時54分9秒]
理事長の犯罪があくまで精神に干渉する機械に対する
怒りに依っていた場合のほうが、話としては潔かった。
もう女性原理が世界を救う、みたいなまやかしには
魅力ないと思うのだけど、別に今監督もそんな事は
信じちゃいないわな。
電脳世界、あるいは高度情報化社会に求められる
節度とか良識というのはどういうものだろうか。
少なくともそれは技能や知識量を自慢しあうクラッカー
どものそれではないと思いたいところ。
とりあえずはっきりしているのはそれが
性別や年令や門地に左右されない、ということだろう。