記事タイトル:「父親たちの星条旗」を鑑賞する。 


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お名前: ななかん   
「父親たちの星条旗」
「父親たちの星条旗」

まったく別の映画だったなぁ。
よくこれのポスプロで「硫黄島からの手紙」を作る気になったなぁ。
戦闘中と帰還後の時間軸が見事に整理されてて、最初にあったアトラクションの
背景が後に描かれるとこなぞ、むごたらしさが際立ってたのう。
素晴らしい。
まさに大人の仕事だ。

ブッシュはこれを観てもなんとも思わんのかのう。

奥谷理事の言葉を借りるなら、
「戦争は悲惨だの何だの、言葉遊びですよ。そう言って甘やかすのはいかがなものか。
だいたい国家は、特攻して死ねなんて言いませんからね。
強制収容、従軍慰安婦などを含めて、これは自己管理だと私は思います。ボクシングの選手と一緒。
自分でつらいなら、止めたいと自己主張すればいいのに、そんなことは言えない、
とヘンな自己規制をしてしまって、周囲に促されないと休暇も取れない。
揚げ句、社会が悪い、国家が悪いと他人のせい。ハッキリ言って、
何でもお上に決めてもらわないとできないという、今までの風土がおかしい。
国連なんか不要、条約もいっさいなくすべき。所詮外国なんか一切信用できないんですから。」

とか本気で思ってるんやろな。
で、自分の息子が徴兵される時にはお金で解決しようとしている気配。
自分がそうだったように。

[2007年5月7日 20時20分11秒]

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