記事タイトル:神々の鉄槌 


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お名前: ななかん   
「南極に巨大クレーター、海洋生物9割絶滅の隕石跡?」

 【ワシントン=増満浩志】南極の氷床下に直径約500キロに及ぶ巨大クレーターが
横たわっていることを、米国とロシア、韓国の共同研究グループが突き止めたと発表した。

 古生代と中生代の境目にあたる2億5000万年前に、海洋生物の90%以上が絶滅した
とされているが、研究グループは「ここに落ちた隕石(いんせき)が原因ではないか」と
推測している。

 巨大クレーターを発見したのは、米オハイオ州立大のR・フォンフリーズ教授を中心と
するグループ。上空からレーダーで測定した地形と、衛星による重力データを重ね合わせた
結果、重力が周囲より強い区域が直径約300キロにわたって広がり、それを同約500キロの
円形の尾根が囲んでいることが分かったという。

 グループは「直径約50キロの隕石が落下し、衝撃で深部のマントル物質が上昇してきた跡」
と判断している。

 このクレーターは、メキシコのユカタン半島にあるクレーター(直径約300キロ)より大きく、
隕石も、同半島に6500万年前に落ちて恐竜を絶滅させた隕石(直径約10キロ)より巨大で、
研究グループは「ゴンドワナ大陸(太古の超大陸の一つ)の分裂にもつながった可能性がある」と
指摘している。

 2億5000万年前の生物絶滅を巡っては、その原因につながるとされる隕石落下の跡が
オーストラリア北西沖でも一昨年に報告されているが、定説にはなっていない。

(2006年6月3日14時35分 読売新聞)

ユカタンクレーター以上の大物が発見?
その後の続報が聞きたい!
南極大陸とはなー。気付かんわなー。
勘違いでしたーとか、怒るよ?
でもこれで過去五回の大絶滅がすべて隕石衝突で
説明されると、それはそれでイヤ〜ンな地球史。

[2006年6月11日 23時4分12秒]

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