記事タイトル:続・おわりのあとさき 


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お名前: ななかん   
妻の眼前ではねられ即死 利き酒会後、踏切横断の夫

 5日午後1時25分ごろ、兵庫県明石市大久保町八木の山陽電鉄の踏切で、
倒れていた男性を特急電車がはねた。男性は全身を強く打って即死した。
 明石署の調べでは、男性は神戸市西区樫野台、無職妹尾佳高さん(68)。
妹尾さんが妻(64)と2人で踏切を渡ろうとしたところ、妹尾さんがつまずいて転倒。
妻は抱え起こそうとしたが、電車が迫ってきたため通過直前に踏切を離れた。
妻にけがはなかった。
 妹尾さんは明石市の酒蔵で午前10時から開かれた利き酒会に、妻と2人で参加した帰り。
2人とも酒に酔ったため昼前に酒蔵を出た。海岸に寄って瀬戸内海を眺め、
肩を組みながら約3キロ先の踏切まで歩いてきたという。

(共同通信) - 2月5日21時6分更新


あり得たかも知れない終わりの分岐。
旦那さんに離れるように云われたのだろうか。
復讐の機会を密かに伺っていたのだろうか。

見捨てた旦那が跳ね飛ばされるのを、見ていたのだろうか。
何の為に。
跳ね飛ばされたのが奥さんだったら。
愛する妻が目の前で死んだら、文字通り半身をそがれた思いだろうか。

飛ばされる寸前、連れの顔が笑っていたとしたら。

[2006年2月6日 10時14分49秒]

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