「グッバイ、ドン・グリーズ!」を鑑賞する。

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「グッバイ、ドン・グリーズ!」パンフレット
「グッバイ、ドン・グリーズ!」
配給:KADOKAWA
制作:MADHOUSE
原作:Goodbye,DonGlees Project
脚本:いしづかあつこ
監督:いしづかあつこ
2022年2月18日封切り

全然うわさが聞こえず、打ち切りもあり得ると見てあわてて鑑賞してきました。平日初回とは言え観客はわし一人。貸切でした。
正直地味です。エロい女の子がアニヲタの興味を引くでもなし、宇宙や異世界に転移するでもない。田舎に住む中学から高校に上がったばかりの馬鹿三人組の小さな冒険の物語。誰もが想像する「スタンドバイミー」や「グーニーズ」の様な映画。

だが監督はあの「宇宙よりも遠い場所」をモノしたいしづかあつこだ。それだけで終わる訳がない、と思いつつの鑑賞でしたが正解でした。
面白かった。
「もし明日世界が終わるとしたら、何を後悔し、何を望むか?」そして冒頭から明かされる喪失。
この導入で上記三作品が気に入ってる人なら見て損はない。非常に上質な映画体験を約束できる。
が、映画とはハリウッド式の開始5分で観客鷲掴みなエンタメでないと!なひとは「ウェストサイドストーリー」でも行かれるが良かろう。
もちろん観てないが、スピルバーグの新作だしなー…。


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訃報:映画人ダグラス・トランブル氏死去

 AP通信によると、映画視覚効果技師のダグラス・トランブルさんが7日、中皮腫による合併症のため死去した。79歳だった。 米ロサンゼルス生まれ。SF映画「2001年宇宙の旅」「未知との遭遇」「スター・ト…

情報源: 映画視覚効果のダグラス・トランブル氏死去 「2001年宇宙の旅」:朝日新聞デジタル

メジャーの訃報記事はどれも扱いが小さい。ブレインストーム以降の消息を知りたかったがどれも既知のものだった。運のない人だった。「2001年宇宙の旅」では表彰もされず、初の監督作品「サイレント・ランニング」は興行不振で不興を買い、満を持して望んだ「ブレインストーム」では助演ナタリー・ウッドを失う。常に新しい技術を開発する先見は後に続くVFXマンの高い目標となり、多くのヴィジュアルを世の中に提供した。それは映画に目を見張る驚きのセンスを与えた。スタッフにトランブルの名を見つければ姿勢を正して観たモノだ。その背中はヒーローのそれであった。ありがとうございました。安らかにお眠りください。

岩波ホール7月に閉館、コロナ影響で「運営困難」…評論家「名作中の名作を選び抜く映画館」 : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン

ミニシアターブームの先駆けとなった東京・神保町の映画館・岩波ホールが11日、7月29日をもって閉館するとホームページで明らかにした。同ホールは「新型コロナの影響による急激な経営環境の変化を受け、劇場の運営が困難と判断し

情報源: 岩波ホール7月に閉館、コロナ影響で「運営困難」…評論家「名作中の名作を選び抜く映画館」 : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン

また文化の火がひとつ消える。街を行き交う人たちの手にはスマホに収まったYouTube。鑑賞を履修と呼んで恥じない消費者たち。


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訃報:俳優ジャンポール・ベルモンドさん死去 88歳

【NHK】映画「勝手にしやがれ」など、フランスを代表する数々の映画に出演し、幅広い演技で人気を集めた、俳優のジャンポール・ベルモン…

情報源: フランス代表する俳優 ジャンポール・ベルモンドさん死去 88歳 | おくやみ | NHKニュース
ルパン三世やコブラの元ネタ、と思われる。剽軽で洒脱、ラテンの明るいイメージをまとうけれど、ヌーベルバーグから出て来たという、一筋縄ではゆかぬ男。最高に格好良かった。どうぞ安らかに。

訃報:リチャード・ドナー監督死去

 映画「スーパーマン」(1978年)を手掛けた映画監督、リチャード・ドナーさんが5日に米ロサンゼルスで死去した。91歳。家族が代理人を通じて発表した。死因は明らかになっていない。 AP通信によると、ド…

情報源: 「スーパーマン」のリチャード・ドナー監督死去 91歳:朝日新聞デジタル
今に至るアメコミ映画の先駆けだった「スーパーマン」色々と若々しかった。

「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」を鑑賞する。

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「閃光のハサウェイ」パンフ
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」
配給:松竹
制作:サンライズ
原作:富野由悠季
脚本:むとうやすゆき
監督:村瀬修功
2021年6月11日封切り

長らくの映画館いじめがこの6月から解除されたので開巻1番に拝見してきました。
なんか時間が短い…。原作を読んでないのでこの話のボリュームがわからないが、これでは顔見せぐらいで終わるのでは…と思ってたら三部作の一作目なのね。村瀬修功(虐殺器官)・渡辺信一郎(カウボーイビバップ 天国の扉)ペアのリアルな描写に目を見張る。本当にこういう機動兵器が日常にあるかの様な自然さだった。

話はアクシズ落下作戦から十数年後「逆襲のシャア」の直近にあたる。月から地球へ向かう高級シャトルにハサウェイ・ノアは乗っていた。降下中に軍人らしいケネスや不思議ちゃんモデルっぽいギギと知り合うが、マフティを名乗るテロリスト集団にハイジャックされてしまう。マフティの主張は全人類の宇宙移民だったが、このテロリストたちはどうも身代金が目的らしい。ギギの心の声を聞いた気がしたハサウェイは制圧に立ち上がる。
村瀬作品としては非常に観やすく、親切な展開だったが、なんかこう外連味というか、えー!みたいな驚きは足りなかったかな。市街地を盾に逃げようとするマフティのモビルスーツに対して遠慮会釈なくミサイルを放つ連邦軍の描写、トミノ作品では空襲と合わせて定番の戦闘描写だけども、「司令官が変わっただけでこの違い」というセリフによって軍にもテロリストにも戦闘を拡大することに忌避があることが知れてしまう。しかも軍にその一歩を踏み込ませたのは要人暗殺を手段とするマフティなのだ。アムロもシャアも居なくなった世界で正義と信ずるハサウェイを止められるのは、ケネス率いるキルケー部隊か、ニュータイプの覚醒か。
ロンド・ベルに居場所がない理由とか、クエス・パラヤは話しかけてこないのか、は次作以降に出るのかなー。

丁度Z三部作をTVで観たばかりだったので、面白かった。隔世の感がありました。


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「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を鑑賞する。

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「シン・エヴァンゲリオン」パンフ
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」
配給:東宝・東映
制作:スタジオカラー
原作:庵野秀明
脚本:庵野秀明
監督:鶴巻和哉/中山勝一/前田真宏
2021年3月8日封切り

前作:Qから十年ぶりの完結編「シン・エヴァンゲリオン」を観て来ました。
面白かった!
以下ネタバレあり。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ダウナーな内容だった:Qのその後から話は始まるが、なんと開幕巻頭はパリ凱旋門をめぐる戦闘だ!なんかそんな気はしてたんだが…。
花の都パリもLCLの海に沈み人は居ない、がどうもシンジインパクトの前から対ネルフ用の装備がヴィレによって保管されていたらしい。
ネルフはもはや見境なしに人類を攻撃しており、その技術力は使徒の生物兵器化も 可能にしている。
そして:Qでは描かれなかった難民の生活!旧箱根の難民キャンプには成人した鈴原や相田がッ!ここが泣ける!
:破で出て来たLCLの無害化装置がこんなところで生きてくるとは!
シンジが必死で頑張っていたことを知っている鈴原や相田はシンジを責めない。
ネルフ以外の生活を知らない黒波は見るもの聞くもの新鮮で興味津々だ。
人間としての情動を揺すぶられた黒波はシンジにも村での生活を勧める。
そして明かされる式波と黒波の秘密…。なんという下劣なことを…。
ネルフ許すまじッ。
黒波の別れの挨拶を聞いたシンジはヴィレに戻る決意を固める、父を止めなければと。
人類補完計画の最終段階を実行するべく、原罪の地南極を再び開こうとするネルフに対し、最終決戦を挑むヴンダー。
戦いの火蓋は切って落とされたッ!
クァー!燃える!泣ける!暴力や恐怖では解決しない闘争!
:序を観た時にチルドレンを救う話にしたいのかなぁと思ったけど、見事に救ってくれた!
エヴァンゲリオンが存在しない世界の創生。漫画版のラストのような爽快感。
まさに新世紀!
ようやく宿題を終えましたな、庵野氏ッ。お疲れ様でした!👍


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「魔女見習いをさがして」を鑑賞する。

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「魔女見習いをさがして」
「魔女見習いをさがして」
配給:東映
制作:東映アニメーション
原作:東堂いづみ
脚本:栗山緑
監督:佐藤順一/鎌谷悠
2020年11月13日封切り

ハッピーとラッキーを届けるべき相手には届いていない様だ‥。
「おジャ魔女どれみ」20周年記念作品として15年ぶりの新作映画を観て来ました。
平日とは言え、貸し切り状態で女性の姿はなく、嗚咽もツッコミも誰憚るところがありませんでしたが、面白かった。
主人公の三人は身も心も大人のとば口に立った立派な女性。だがそれぞれに社会との間に問題を抱えており、かつて熱中していたアニメ「おジャ魔女」のMAHO堂のモデルになった洋館が鎌倉にあると言う記事に引き寄せられ、性格も立場も違う三人は出会い意気投合し連絡をやり取りする仲に。
「大人になったら」と当時はそんな先の事はわからないと思っていたが、いざ大人になるとなんか思っていたのと違う。「おジャ魔女」の足跡を辿る旅はそのまま彼女らの鬱屈が因って来たるところを辿る旅に。魔女見習いの時代を過ぎて、魔女となった彼女らの見つめる先とは。

これ女性三人衆だと聖地巡礼も自分探しも絵になるけど、男が三人寄り集まっても臭いの不潔の黙って働けの言われそうで理不尽この上ない。ダメ女を振り払って新天地を求める男は大抵の場合エゴイストと呼ばれるが、この話では武勇譚だ。
男の魔法使いは一部を除けば大体ろくでもないものと相場が決まっているのも納得いかないが、三人の魔女の未来には幸あらんことを。


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訃報:初代ダース・ベイダー役、デビッド・プラウズさん死去

 人気映画シリーズ「スター・ウォーズ」で初代ダース・ベイダー役を演じた英国の俳優デビッド・プラウズさんが28日、亡くなった。85歳だった。代理人が明らかにした。 1935年、英南西部ブリストル生まれ。…

情報源: 初代ダース・ベイダー役、デビッド・プラウズさん死去:朝日新聞デジタル

ヘルメットが大きいので巨漢というイメージは映画からは感じられないんだけど、長身なイメージのターキン提督よりも頭ひとつデカイんだよね。てっきり「ジェダイの帰還」でヘルメットを脱いだ時は老けメイクのプラウズが出るものと期待してた。黙祷。

「劇場版鬼滅の刃ー無限列車編」を観賞する。

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「鬼滅の刃ー無限列車編」
「劇場版鬼滅の刃ー無限列車編」
配給:東宝/アニプレックス
制作:ufotable
原作:吾峠呼世晴
脚本:ufotable
監督:外崎晴雄
2020年10月16日封切り

日本の興行史を塗り替えんばかりに破竹の進撃を続ける映画を観てきた。原作漫画が人気出始めた頃はどこかで見た様な漫画だ、新味はない、などと斜に構えた意見も多かったし、今でもそうだとするひとも多いが、TVアニメ版の丁寧な作りが評判を呼び、満を持しての劇場版新作が公開をコロナ禍で延期され、待ちに待った封切りは娯楽に飢えた観客の満足に十分応える出来だった。
物語はTVアニメ版の続きで、それまでを説明する様な描写は一切ない。一本の映画としては不親切極まりないが、TV版が原作の三分の一辺りで終了しており、大正の好景気に沸く日本の闇で暗闘する鬼と鬼殺隊のその後を待ち望んでいた視聴者にはまったく問題なかった様だ。
かく言うわたしも原作は未読、TV版は総集編を見たのみだったが、面白かった。
人外の異能を示す鬼達との能力バトルは、ジョジョシリーズの様でもあり、忍者武芸帳のソレでもある。ヒトを捨てて鬼となった自分を上位種として誇る鬼と人間のままその脅威に対抗しようとする鬼殺隊の戦いは正に人間讃歌。ディオ・ブランドーとジョナサン・ジョースターの戦いそのものだ。
今回の敵は多くの鬼殺隊士を屠っており、鬼どものエリート集団「十二鬼月」の誰かと思われ、鬼殺隊でも名うての「柱」から最強と名高い煉獄杏寿郎が派遣された。その支援に主人公竈門炭治郎らがまわされる。
走行中の汽車の中、周りは夜の闇に囲まれて、電気灯のまたたく時、その陰からのそりと鬼が現れる…。この雰囲気が堪らない。早速二体の鬼を倒し、意気軒昂の面々だったが、すでに十二鬼月下弦の壱、魘夢の術中に陥っていたのだ。魘夢の異能は昏睡。夢を操って人の心を蝕む。慎重かつ狡猾な魘夢の技を打ち破れるか、鬼殺隊!
続編も待ったなしだ!


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