秋晴れの中、久々の同人即売会に寄ってみた。場所は京都市伏見区。城南宮の近くだね。近鉄京都線竹田駅下車。
油小路通り。歴史のある通りだ。
でもこの辺では高速の下になる主要幹線道路。
おや?この見覚えのある高札は宮内庁管轄。
白河天皇陵とある。院政を敷いた権力者がこんな田舎に。
第二京浜道路を南へ下ル。耳慣れたゴロゴロを転がす同志っぽいのがチラホラ。
城南宮への道標。これは随分新しいな平成十一年とある。
本日の会場、京都府総合見本市会館、通称京都パルスプラザ。
…なんかココ来た覚えがあるな。このテの会館は構造が似てるからか?いや、でもこのエントランス…
2階の創業62年洋食の「まどい食堂」でチーズカツレツ定食1320円。瓶ビール770円で昼食。
ご馳走様でした。
もう関西コミティアが元は神戸でやってた事を知らない人が居るんだな。会場を見渡してもいい感じに年齢層がバラついてて新陳代謝を感ズる。
本日の収穫ブツ
相変わらないリズムと勢いのまりおさんだ。
「Sacabambaspis War III」
無料のペラ。流行りには積極的に乗っていくタイプ。
プロに大評判のROCAだ!めちゃハードボイルドな内容でシビれた!
表紙買い。イラスト集。ありがちな女の子と風景だけどセンスある。
ピクシブからお気に入りの方。イラスト集。古い写真みたいな切り取り方が素敵。
無料配布のショートショート。若さが溢れとる。
無料配布のショートショート。眩しいのぉ。
お気に入りの四ツ角健在ッ!読んだことのない本が山ほど。この蘊蓄は京極堂も斯くや。
これは「ていたらく」と読みます。中国史にも造詣が!と思いましたが単なる当て字。
本多と狩野のシリーズ。たらくとは何か?タリのク語法である、と。狩野はじゅうたんの買い付けに中東へ出張中、コロナ禍で帰国できず本多は留守を預かるが…という話。
古典であります。田舎の旧家にじゅうたんの販売に呼ばれた狩野。だがそれは兄社長の謀略で縁談に巻き込まれる。無事事件(?)を解決した狩野は実家と縁を切り転職する。
デザインの事務所に仕事が決まった狩野。若い女性の脱毛願望にモノ申す!髪の毛の蘊蓄を説き続けるが、ゴディバ夫人とチョコの関係は分からぬまま。
大阪弁のイントネーションに迫る新作。間に合わなかったそうで前編。持説をひけらかしたがるのは関西人あるあるの様な気も。
ピクシブでお気に入りの電算機一郎さん。この来栖川社製っぽいアンドロイド。時代を感じる。別にエッチな機能を発揮したりはしないがコーヒーの味がわかる高性能。
製造から四年と三ヶ月で人間の愚かさが身に染みたアンドロイド。クロスオーバーとかはないんかな?
短編集。絵は体を表すを絵に描いたような漫画。悪は不在なんじゃなくて、あえて描かない。
もう現役のプロだと云うのに…。その意気やよし!おかげでこうして同人作品を味わえる。酒場漫画と時代背景は同じらしい、独立して移動する要塞型銭湯の話。ガジェットはSFだけど内容は往年の人情話。泣けるね。
短編集。酒と涙と男と女。大戦で世界は崩壊しても、どっこい生きてる下町風情。
短編。この辺から新しい。砂漠も海も人外魔境だな未来世界。
短編。珍しく色っぽい。一筋縄ではいかぬ娼婦家業だが。
実はまだ読んでない。現存する資料から岡田以蔵の実像に迫る。FGOに出て来た岡田がカッチョイイので興味を持った門外漢とおっしゃるが、立派な考察本だ。参考資料のリストだけでも価値がある。読んだらまた感想を書こう。
せっかく油小路まで来たので京都まで歩いて帰ろう。写真は鴨川下流。
大阪辺りとは違って水がきれいだな。
鴨川を渡る第二京浜。橋脚がデカい。
向こうに見える山並みは伏見山稲荷だな。
空き地やのテナント募集やの廃墟やの多くて…。寂れとるな。
何やら立派なビルが、任天堂かい!さすが本拠地。
十条まで上ると街にも賑わいが感じられる。札の辻通りまで来た。
この先の九条通りは東寺のある通り。イリスが降りたところですな。
九条油小路交差点国道1号が屈曲する所。
九条弘道小学校正門。昭和六年開校。
なんか地下へ下りる入り口っぽい。関西電力の文字。
伏見稲荷神社の御旅所。ずいぶん遠いな。御旅所とは方角の忌ごとを避ける方違えに使う駅。
JR京都駅。今日は時代祭だったらしいけど、現場は向こう側なので普通の賑わい。
久々の同人即売会、楽しうございました。