台風が接近中とのことでしたが、なんとか持ちこたえたマキノ高原です。当日は嘘のように朝から朝から朝から晴れ。大事な事なので三回言いました。(2019年10月頃のお話です)
今日は前から行って見たかった緑ヶ池に行ってみましょう。
ルートとしてはこんな感じ。14~15キロ、二時間くらいでしょうか。
キャンプ場へ向かう道との分かれ道。
分岐点。この林道西山線が目的地への道。
スキー場の端を舐めるように進むよ。
昨日の雨と風で随分枝葉が落ちとりますよ。
これは車がぶつかった、というより雪の重みでひしゃげたと思われ。
こっちもそうですな。
道が川になっとる。側溝が死んどりますな。
道は乗用車でも交合出来そうなくらいしっかりしている。が、長年の放置で森に侵食されとります。
台風の風かの。びゅーと飛んでく鉄人。
だいぶ登ってきました。
峠に差し掛かります。車でも通れる様ですけど、今はチェーンソーか鉈が必要。
西山への登山道ですが倒木で塞がってます。
高島トレイルの寒風へ登る道はまだ健在。
目標はあそこです。
500メートルほどは下りたでしょうか。
水面が近づいて来ました
この辺には轍の跡があるぞ?
到着しました。
緑ヶ池です。昭和45年竣工とあります。1970年ですね。
裏の由緒書きによると、安永年間に造成されたものを改造し現在に至ると。
貯水量6万トン、水深8メートル、全周1キロ、とな。
正眼院住職書とありますな。
この石碑と堤の囲い、東屋などは新しそうだから、これが昭和45年の改装部分なのでしょう。
思いの外広い池です。
堤からでは全体が収まりませんのう。
堤防の端。一見橋にも見えますが、向こうに遊歩道などはなさそう。
改修が50年前とすると、手入れは続けられてる様ですな。
堤の下を川が流れております。滝ヶ谷川かな。
もしやと思い上がって見たら、やはり水路が設置されてました。
清流です。
砂防ダムを設置した時に改修したものと思われます。
昨日の雨を呑んでか、結構な水量。
水路への分岐。
取水口。おや、蓋がしてある。
その上にももう一段砂防ダムが。
かなりの大事業ですな。
西山線へ戻りました。
今は森に隠れてますが、堤の裏側。
営林も続けている様です。
また風が強くなって来ました。
森がひらけて来た。
おお、さらに大規模なダムが。
石庭集落の生命線ですな。
後から後から土砂が流れ込んでいる様子。
工法など見るにこれも70年代のものかな。
ダムへと向かう道。もうこの下は石庭集落…はもうちょっと西か。
お、貯水タンク。生活用水の確保用だな。
マキノ町中央簡易水道とあります。
この先は人界。鉄条網と電気柵で囲われてるよ。
電気柵の横を川沿いに歩いていきます。
分岐点ですが…何が書いてあるのか読めません。
めっちゃ開いとるやないかーいい!電気柵意味ない。
おっとまたすごい風だ。横殴りの風。ハリスの風。
この辺りは土地が良くないのかあまり手をつけられてないですね。
つた草がものすごい勢いで絡まってて、まっすぐ伸びれない竹やぶ。
栗林が見えて来ました。通称マロンガーデン。
花はもう終わったのか。これから結実の季節か。
土石流の危険地域なのね。何も出来ない訳だ。
県道287号メタセコイアの並木道に戻って来ました。
手前のこんもりしたところが西山ですね。あの向こうがマキノ高原。
マキノの集落まで戻りました。民宿街。
高原入り口のバス停兼時計台。お昼前に帰って来れました。
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