「映画この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」を購入する。

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「映画この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」
「映画この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」
Blu-layDisc
制作:J.C.STAFF
原作:暁なつめ/三嶋くろね
脚本:上江洲誠
監督:金崎貴臣
販売:2020年3月25日
購入:2020年4月25日
価格:5740円(税込)


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「ミッドサマー」を鑑賞する。

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「ミッドサマー」
「ミッドサマー」
配給:ファントム・フィルム
制作:A24 FILMS
脚本:アリ・アスター
監督:アリ・アスター
2020年2月21日封切り

全世界的に評判のホラー映画?「ミッドサマー」を観て来ました。
映画館は一人きりで貸切状態の中、観たこの映画はこんなご時世にはピッタリのクソ映画でした。多分、映画館で見るよりTVとかで深夜に見るのが正解じゃないかな。

ネタバレはないと思う。

とにかく出てくる人間がどいつもこいつもクソったれ野郎で、誰にも感情移入出来ないが、特に悪人と言う程でもなく、どこにでも居そうな弱い人たちだ。惨劇の舞台となるホルガの村でもそれは同様で、最初からハメるつもりで歓待しているのが嘘でなければ、やってることは無茶苦茶だが、誰一人悪意を持って動いていない。
「見ろ!人間はこんなに弱く、嘘つきで、簡単に死ぬンだぜ!」的なクソ映画が好きな人には何十年ぶりかで期待の新生登場だろう。
クソ映画に有りがちなシナリオのアラがいくつか見られる。最大のものは90年に一度という祝祭のスパンの長さだ。あの村にいる人は誰一人前回を知らないだろう。自分の好みとしてはもっと酒池肉林してドッカンバッタン殺戮して欲しいが、20分程追加されたディレクターズカット版ではその辺の期待には応えてくれてるのかも。なんにしても二度観たいとは思わないだろうとの監督の意見には賛成だ。クローネンバーグとかが好きな人にはいいかも知れない。


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「劇場版SHIROBAKO」を鑑賞する。

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「劇場版SHIROBAKO」
「劇場版SHIROBAKO」
配給:ショウゲート
制作:P.A.WORKS
原作:武蔵野アニメーション
脚本:横手美智子
監督:水島努
2020年2月29日封切り

ガールズ&パンツァーから五年ぶり、自身の監督作品としては六本目の劇場作品は劇場映画を作るムサニの奮闘物語だ。
これも焼き直しと云えば焼き直しだけど…。TVシリーズではしがない下請けプロだったムサニ(武蔵野アニメーション)が元請けとして信用と実力を勝ち取るまでの悪戦苦闘、今回は不渡りをつかまされ、それまでの蓄積を一切失い、下請けに逆戻りした底辺からの復活劇。冒頭から失意の連続。活気を喪ったムサニの暗澹たる日々。かつての仲間は生活を守るために雲散し、なんとか会社の体裁は保っているが毎日が自転車操業。周囲からは「夢を仕事にできるなんてうらやましい」などと無責任に揶揄される。そんな折に再び元請けからの無理難題。おなじみの「万策尽きたーッ!」は出なかったけど、そこからの起死回生ッ!こんな状態からの逆転、綱渡り、チームの復活はTVシリーズそのままの醍醐味だ。
そういう意味で新味はない。宮森が制作を決意するミュージカルシーンや公開三週前で差し替えられる脱出劇など映画ならではの奥行きある描写は見応えあるが、まずは安定した作劇だろう。疲れてる時にはいいかも知れない。今は現に疲れてるから面白かった。話題の「ミッドサマー」とどっちにしようかと思ったが、この選択も正解だったのだろう。ありがとうございました。


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「アナと雪の女王2」を鑑賞する。

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「アナと雪の女王2」
「アナと雪の女王2」
配給:東宝/ウォルト・ディズニー・ジャパン
制作:ウォルト・ディズニー・アニメーション
原作:クリスチャン・アンデルセン「雪の女王」
脚本:ジェニファー・リー
監督:クリス・パック/ジェニファー・リー
2019年11月22日封切り

意外、と言ってはなんだけど、面白かった。
前作はヒトとはちょっと違う異能のエルサが、引きこもりの果てに魔物へと転落するのを妹アナの献身が救う社会復帰の物語だったけど、今作はその異能の因って来たる根本を探る自分探しの旅だ。
アレンデール王国の統治も早三年が過ぎ、政務も滞りなく行えるようになったエルサだが、その心には自分に呼びかけるものの声を聞いて昂ぶるものを感じていた。
ある時たまらず声に応えるとアレンデールの街を異変が襲う。フィヨルドの奥に、自分を呼ぶ者が居る…。国民を避難させて探検に出かけようとする姉を押し留められないと知ったアナは自分の同行を強要するのだった。
今回も歌といい、現れる精霊のイメージといい、素晴らしいイマジネーションで観客を北方の森林地帯へと誘ってくれる。自分らの亡き祖父ルナード国王とドルイドを思わせる北方の民ノーサルドラとの確執。森を覆う霧の壁。なんとなく「メリダとおそろしの森」を思わせるが脚本の完成度はこっちの方が上だ。
強いて言えば…コレはネタバレと言えるかも知れないが、状況が原作に近づいた気がして、いささかハッピーエンドぽくない感じがするかな。
いやでも素晴らしかった。


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「この世界のさらにいくつもの片隅に」を鑑賞する。

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「この世界のさらにいくつもの片隅に」
「この世界のさらにいくつもの片隅に」
配給:東京テアトル
制作:2019「この世界の片隅に」制作委員会
原作:こうの史代
脚本:片渕須直
監督:片渕須直
2019年12月20日封切り

前作「この世界の片隅に」では泣く泣く切ったという遊郭のリンさんのエピソードを復活させた「さらにいくつもの」を観て来ました。
そうそう、俺の知ってるすずさんはこういう人、みたいな印象です。ただおっとりしてるだけでない、どろどろとした情念を抱えて、それでも毎日を生きている。
六月二十二日の呉港爆撃の後でも八月六日の原爆地獄の後でも、八月十五日の終戦の詔の後でも、世界は終わったかに見えて情け容赦なく続いていく。前作ではこの辺がボンヤリしてていまひとつ乗れなかったけれど、今作は漫画版の印象にかなり近い。無くした右手のエンディングも今回は飲み込めた。出来ればすずさん幼少期の怪異な体験に説明がついてしまう後半部分とか、B-29が現れた事によって人類が初めて目にする成層圏の飛行機雲の解説なんかも盛り込んで欲しかったけど、現状で三時間に迫る大作に、劇場での回転を考えると限界かもしれん。
映画版ならではの衝撃的な空襲場面は良かった。あのリアリティ、腹に響く爆撃の轟音。米軍の爆撃機がギラッと光る描写は漫画版では望めない。対空砲弾の破片が農地をえぐる描写もいい。
ありがとうございました、片渕監督。面白かったです。


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「スター・ウォーズ 〜スカイウォーカーの夜明け〜」を鑑賞する。

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「STAR WARS the rise of skywalker」
「スター・ウォーズ 〜スカイウォーカーの夜明け〜」
配給:東宝/ディズニー/ルーカスフィルム
制作:BAD ROBOT PRODUCTIONS
原案:ジョージ・ルーカス
脚本:ジェフリー・ジェイコブ・エイブラムス/クリス・テリオ
監督:ジェフリー・ジェイコブ・エイブラムス
2019年12月20日封切り

「ライトセイバーは敬意をもって扱え」お前が言うかッ!

新シリーズ三作目行って参りました。
完結編。冒頭いきなりパルパティンの復活が字幕で語られる!
ようやくファーストオーダーを掌握したカイロ・レンには由々しき問題だ。
事の真相を確かめるべくシスの聖域と思われるエクセゴルに向かう。
そこで見たものは…。
しかしシスの人達は単独行動が好きだね。そんなだから足元を掬われるのだよ?

以下ネタバレあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クレイトーからファルコンで脱出した反乱軍は新たな拠点を見出したが、戦況は芳しくない。もはや超光速航法ではファーストオーダーの追跡をかわせないのは明白。頼みの綱の共和国は右顧左眄して協力を得られない。そんな中、パルパティンが復活し、ファーストオーダーと共闘すべく大艦隊を編成しているとの情報が入る。パルパティンの居場所エクセゴルは歴史から忘れ去られたシスの聖域で、ルークもそこを探していたのだとレイは知る。その場所を示すウェイファインダーと言う機械が崩壊した第二デススターの司令室に残っていることを突き止めるが、その旅の途中でおぼろげな記憶がだんだん明確になってくる。「わたしはパルパティンを知っている?」
たどり着いた因縁のエンドアで、追ってきたレンにはっきりと言われてしまう。「パルパティンがお前を探しているぞ。お前は奴の孫娘だ。」がちょーん。
優しかった両親はレイがパルパティンのフォースを受け継いでいるのを知ると、鬼畜のような祖父から隠そうとジャクーに避難していたのだ。そして未来予知で帝国の玉座に座る禍々しい自分の姿を見てしまう。レイアの助太刀を得てレンを退けたレイだが、あまりの恐怖にオクトーへ引っ込んでしまうのだった…。

…いやぁ地縁血縁の色濃い星間大戦ですが、大事なのはソコではありません。
ルーカス印の123で不満だった因縁や運命に絡め取られる人間関係があってこその今作か、言えば済むことじゃん!まで踏襲するのはサービスなんかお約束なんか。
これから観に行かれる方は「ジェダイの帰還」を予習してから行くのが宜しかろう。
まぁそれがなくても十分だけども。
ちょっとエクセゴルで帝国の復活に尽力したシスの皆さんの涙ぐましい努力があっさり消し飛ぶ姿が気の毒でしたが、名も知れぬ遊牧民に名を問われて胸を張って答えるレイが清々しかったのでヨシとします。
面白かったです。ありがとうございました、J.J.エイブラムス。


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「スパイダーマン:スパイダーバース」を購入する。

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「スパイダーマン:スパイダーバース」
「スパイダーマン:スパイダーバース」
Blu-layDisc
原作:スタン・リー/スティーブ・ディッコ
脚本:フィル・ロード/ロドニー・ロスマン
監督:ボブ・ベルシケッティ/ピーター・ラムジー/ロドニー・ロスマン
販売:2019年8月7日
購入:2019年9月19日
価格:4600円(税込)


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「ONCE UPON A TIME IN…HOLLYWOOD」を鑑賞する。

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「ONCE UPON A TIME IN…HOLLYWOOD」
「ONCE UPON A TIME IN…HOLLYWOOD」
配給:東宝/SONY/コロンビア・ピクチャーズ
制作:HEYDAY FILMS
原作:クエンティン・タランティーノ
脚本:クエンティン・タランティーノ
監督:クエンティン・タランティーノ
2019年8月30日封切り

これはそういう映画だったのか…。
ワンスアポンアタイムは英語圏の説話の語り出しで、「スターウォーズ」のアロングタイムアゴウと同様の意味を持つ。日本語で言えば昔々あるところにとなる。舞台は60年代末のカリフォルニア、ほぼ半世紀前の昔語りだ。TVで人気が出て、映画俳優に進出しようとして目が出ず、忘れかけられている俳優リック・ダルトンとその相棒でスタント・ダブルのクリフ・ブース。落日の日々を焦燥の中で過ごす二人の横に現れるロマン・ポランスキーとシャロン・テート夫妻。カウントダウンの様に示される月日と日時。
シャロン・テート事件だ。
マンソン・ファミリーによる無差別殺人。
散漫に見えるのはタランティーノ脚本では普通のことだけど、この映画ではさらにとっちらかってる。これがシャロン・テート事件に繋がると分かるのは冒頭かなり過ぎてからだ。落ちぶれてるとは言えセレブな生活を送るリックと駐車場のキャンピングカーで暮らすクリフの貧富の差。同じ様に底辺生活なのに楽しそうにゴミ箱をあさるヒッピーたち。ラジオからはベトナムに侵攻した米軍の戦果が華々しく語られ、ハリウッドは夜ともなればケバケバしいネオンで彩られる。
正直退屈だった。タランティーノはCGを好まないらしく、60年代のハリウッドはわざわざ往来をそれ風に作り変えてロケをしたらしいけれど、美術は「ウォルト・ディズニーの約束」に遠く及ばない。人々の風貌も「アメリカン・グラフィティ」のソレを越えられない。ビジョンが足らない。こちらもその頃のハリウッドを知ってる訳ではないので、そこに住んでたタランティーノのビジョンの方が正しいのかもしれないが。
オッと思えたのはやはり脚本からで、クリフの生活描写だ。家は買えないが犬を飼っているクリフは底辺生活者だが、それを卑下していない。それどころか落ち目のリックを日々励まし、支えている。高慢ちきに描かれた売り出し中のブルース・リーにからまれた時も互角かそれ以上に渡り合う。タフガイだ。ハードボイルドだ。暴力を振るうことを躊躇わないが、頼りにもしない。
なんとなく気脈を通じたヒッピーのプシーキャットに連れられ、若かりし頃撮影でよく通ったスパーン牧場を訪れると、そこはヒッピーの根城に変わっていた。そいつらがいわゆるマンソン・ファミリーだった。牧場主のスパーン老人の安否を訝るクリフ。この不穏さ。よくここであの家に押し入るわな。ベトコンの潜む農家に押し入るのとは訳が違う。今はM-16もパイナップルも手元にはない。

この時のイザコザが後の事件に繋がるが、映画は驚くべき展開で終わる。「イングロリアスバスターズ」を観たひとにはまたか、だろうけれど。
コレ、ハッピーエンドなのかな。なんか怖い。一般受けはしそうにない。


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「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」を鑑賞する。

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「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」
「この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」
配給:松竹/KADOKAWA/映画このすば製作委員会
制作:J.C.STAFF
原作:暁なつめ/三嶋くろね
脚本:上江洲誠
監督:金崎貴臣
2019年8月30日封切り

映画の日である。映画ファンとしてはタランティーノ監督の新作を是非にも観ないといけないところだが、疲れているので「このすば!」を観てきた。この選択は間違ってないと思う。
TV版では何度も建前や綺麗事をかなぐり捨てた本気の殴り合いの中で、ほのかな友情を育ててきた本作。劇場版でも然りであった。
冒頭、いきなりクエストに失敗し、借金の重さと悪罵に耐えながら責任を擦り付け合うカズマさんチーム。そこへめぐみんの自称宿命のライバルゆんゆんが訪れてカズマに子作りをせがむ。上々のアホな滑り出しだ。聞けばめぐみんとゆんゆんの生まれ故郷、紅魔の里が魔王軍の襲来を受けていると言う。族長でもある父、ひろぽんの身を案じて故郷へ帰るゆんゆん。強い魔力を有する紅魔族が魔王軍ごときに遅れを取るわけがないと、強がるめぐみんを煽り立てその後を追うカズマさんチーム。そこで見たのは平原を埋め尽くす女オークの群だった…。
このネーミングからクエストの中身まで真面目に働いているのが馬鹿らしくなる脱力ぶりだが、この話の魅力はそんな世界でも市井の人々が事細やかに暮らしている姿だ。今回は紅魔の里で暮らしていためぐみんの前半生が描かれる。貧しいながらも二人の娘を愛を持って育ててきたひょいざぶろーとゆいゆい夫婦、カズマが自分らより数段上の金持ちと知るとめぐみんを生贄に差し出そうとする。それにまんまと乗っかるカズマ。美しい二段オチだ。そして魔王軍幹部のシルビアが魔力で勝る紅魔の里を襲う理由とは…。

以下にネタバレあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅魔族が無力化された後に立ち向かえるのはゆんゆんとめぐみんだけになった。カズマの作戦に乗って対シルビア戦に臨もうとする時、その分の悪さにおびえるめぐみんをゆんゆんが励ます。「そんな無茶な作戦を立てられるのも、カズマさんがめぐみんの爆裂魔法を信じているからですよ。なのにめぐみんは自分の魔法を信じられないの?」爆裂魔法を極めるためにステータスを全フリしてきためぐみんだ。ここで奮い立たねば女がすたる!

…だが自分が満遍なく上級魔法を使える上位のウィザードなら、カズマを危険な目に合わさずに済んだという負い目から、ランクアップを申請するめぐみん。若い頃のロマンを捨てて大人になろうとするめぐみんにカズマが取った行動とは。…泣けた。面白かったです。ありがとうございました。


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