訃報:映画監督ノーマン・ジュイソンさん死去、97歳 

「夜の大捜査線」などで知られるカナダ出身の映画監督ノーマン・ジュイソンさんが米メディアによると20日、カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅で死去した。97歳だった。 
情報源: 映画監督ノーマン・ジュイソンさん死去、97歳 「夜の大捜査線」:朝日新聞デジタル
また一人、天蓋の星となった。「屋根の上のヴァイオリン弾き」「ローラー・ボール」はマイフェイバリットムービーだ。演劇風のカットセリフに痺れまくった。安らかにお眠りください。🥲

「北極百貨店のコンシェルジュさん」を鑑賞する。

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「北極百貨店のコンシェルジュさん」パンフレット
「北極百貨店のコンシェルジュさん」

配給:ANIPLEX
制作:PRODUCTION I&G
原作:西村ツチカ
脚本:大島里美
監督:板津匡覧
2023年10月20日封切り

このなんて読むのかよく分からないが、脳裏に食い込む監督の名前…。「ボールルームへようこそ」の監督だったのね。
いたづよしみ、覚えておこう。


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「インディ・ジョーンズ:運命のダイヤル」を鑑賞する。

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「インディ・ジョーンズ:運命のダイアル」パンフレット
「インディ・ジョーンズ:運命のダイヤル」

配給:東宝/ディズニー・スタジオ
制作:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ/ルーカスフィルム
原作:ジョージ・ルーカス/ローレンス・キャスダン
脚本:ジェズ・バターワース/ヘンリー・バターワース/デヴィット・コープ
監督:ジェームズ・マンゴールド

2023年6月30日封切り


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「君たちはどう生きるか」を鑑賞する。

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「君たちはどう生きるか」パンフレット
「君たちはどう生きるか」

配給:東宝
制作:スタジオジブリ
原作:吉野源三郎
脚本:宮崎駿
監督:宮崎駿
2023年7月14日封切り

ミヤさんの新作を鑑賞して来ました。
鈴木PDの思惑など知りませんが、ネタバレを忌避される方は観賞後にお読みください。


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「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」を鑑賞する。

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「スパイダーマン:アクロスザスパイダーバース」パンフレット
「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」
配給:東宝/SONY
制作:SONY/コロンビア
原作:スタン・リー/スティーブ・ディッコ
脚本:フィル・ロード/クリストファー・ミラー/デイヴ・キャラハム
監督:ホアキン・ドス・サントス/ケンプ・パワーズ/ジャスティン・K・トンプソン
2023年6月16日封切り

今日は「アクロス・ザ・スパイダーバース」を観てきたのだが…。

前編って書いとけよ!

また5年も6年も待たされんかい!死んでしまうわ!
ネタバレ…はあるかなぁ。気になる人は読むべからず。

さて、文句は置いといて映画は冗長ながらスパイダーバースの続編、真っ当にマイケル・モラレスのその後だ。
とか言いながら最初はスパイダーグウェンがホームワールドへ戻った所から始まる。ピーターの喪失と父との葛藤。関係に決定的な亀裂を生んだところでスパイダーマン2099との邂逅。父との対決を避ける様に未来へと逃げてしまう。このアバンタイトルが長い!
その頃モラレスはコンビニのATM強盗すら満足にこなせないヴィラン、スポットと出会う。彼はモラレスこそが自分の宿敵だと嘯くが、当のモラレスは両親と諍いの真っ最中。前作でパラレルワールドの実在を実感した彼は、自らの力で次元ポータルを開くべくプリンストンへの進学を希望していたが、彼がブルックリンを離れることをヨシとしない両親。まぁ誰でもないグウェンに再会したいからだったが、その当の本人がポータルの向こうから再びブルックリンへやって来た!今はスパイダーマン2099の手伝いでマルチバースを管理する「スパイダー・ソサェティ」に参加しているというが…。

この話で前後編とかありかな。いや面白かったけど。もっと切りまくって重要な要素だけにしたら一本で収まらんかな。後半は盛り上げるだけ盛り上げてトゥビーコンテニュードだったから、次回作でこの始末を綺麗につけられるかどうかですわな。


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「グリッドマン・ユニバース」を鑑賞する。

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「グリッドマン・ユニバース」パンフレット
「グリッドマン・ユニバース」
配給:東宝
制作:TRIGGER
原作:グリッドマン
脚本:長谷川圭一/雨宮哲
監督:雨宮哲
2023年3月22日封切り

全部乗せと云うか満漢全席と云うか、出し惜しみは無しだ!を地で行く様な。タイトルは「グリッドマン・カーニバル」でも良かったんじゃないかな。悪の首魁アレクシス・ケリヴを打ち倒し、平穏な日常を取り戻したグリッドマン同盟。受験の準備、文化祭の演し物にと大忙しの毎日だ。知らぬ間に六花との距離が縮まっていた裕太はこれを機に告白しようと決意するが、六花に男の噂を聞いて意気消沈。そんな彼の気持ちも知らず、再び怪獣が出現し街を壊し始める。新世紀中学生の面々も現れ、裕太は聞いた事もないのに懐かしいグリッドマンの呼びかけに呼応する。「これは僕にしか出来ないことだから!」六花や内海の心配をよそに大怪獣を撃退すべく立ち上がる。だが慣れない戦闘、初めての合体は彼を窮地に追い込む!そこに現れたのはダイナゼノン!。怪獣使いガウナ改め、新世紀中学生の新人レックスが裕太をピンチから救うのだった!

面白かった。グリッドマン同盟のその後やダイナゼノンメンバーとのコラボなど、ファンがこうあって欲しいという姿が描かれてた。しかし六花のスカートはほとんど股下の短さなのに、横っ腹を抱えられててもパンツが見えないというのは不自然すぎるだろう。アンダースパッツでも良かったんでないの?ン?パンチー?


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「シン・仮面ライダー」を鑑賞する。

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「シン・仮面ライダー」パンフレット
「シン・仮面ライダー」
配給:東映
制作:シネバザール
原作:石ノ森章太郎
脚本:庵野秀明
監督:庵野秀明
2023年3月17日封切り

いそいそと観て参りました。いやぁ、面白かった。もう何から何まで「仮面ライダー」です。今ギーツとか観てる若い子がこれを面白がるかはわかりませんが、石ノ森ライダーリスペクツな私にはマストな映画でした。

以下ネタバレがあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
13人の仮面ライダー!これが観たかった!相変異して群体化した黒色バッタ!そしてホバーするサイクロン号!このサイクロン号、本郷の体の一部だから、乗ってなくても動かせるんだ!これだよ!改造人間の身体をも撃ち抜く重火器!めっちゃ格好いい!シロマサっぽい!そしてこの映画独自のプラーナ量による能力の差!なんだかジェダイのミディクロリアン値みたいだけど、それがちゃんと戦闘能力の差に反映してる!そう言えば死んだ戦闘員の自己崩壊機能もジェダイの消失っぽいな。一文字隼人は正直あんまり好きではなかったんだけど、この映画の一文字は孤独感がいい。蝶オーグの外部拡張機能を破壊する時に「すまんな」とサイクロン号にあやまる本郷とかもうたまらん!冒頭の殺戮シーンでショッカーの戦闘員を血まみれのサンドバックにしちゃうような凶暴な改造人間が、ヘルメットを取るとなんか自己肯定感の低そうな優男で、ずっと戦闘の度にうなだれてるのもいい。原作になかった父親の殉職シーンがトラウマになってるエピソードがうなずける。みんな何かを喪失してて、その穴の埋め方がちょっとずつ違う。それをずっと観察してるケイの目線。走り去る一文字の姿の爽快な事!まさに「仮面ライダー」でした!


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「劇場アニメ映画大好きポンポさん」公式ファンブックを読了する。

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「劇場アニメ映画大好きポンポさん」公式ファンブック
「劇場アニメ映画大好きポンポさん」公式ファンブック
単行本
著者:「映画大好きポンポさん」製作委員会
原作:杉谷庄吾【人間プラモ】
出版:玄光社
初版:2022年2月26日
購入:2023年1月4日
価格:2420円(税込)


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「AVATAR : THE WAY OF WATER」を鑑賞する。

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「AVATAR2」パンフレット
「アバター2水の道」辞典

配給:20世紀スタジオ(旧20世紀フォックス)
制作:ライトストーム・エンタテイメント
原作:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン/リック・ジャファ/アマンダ・シルバー
監督:ジェームズ・キャメロン

2022年12月16日封切り

公開されてるのにちっとも話題に上らないアバター2を観てきました。日米同時公開だったのね…。
結論から申しますと面白かったんですが、映画の構造は前作とまったく一緒です。
パンドラを侵略しようとする地球人スカイ・ピープルの魔の手から星を守らんとするジェイク・サリーの戦い。
それが今回は森から海へと戦場を移した、端的に云えばそれだけです。
以下、ネタバレに注意。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
驚いたのは前作で侵略企業RDAを撃退した後、なんの対策もとってなかったサリーのノホホンっぷりと苦労して倒したクオリッチ大佐がナヴィーとして復活したところ。細かく見ていけば地球事情もナヴィーの事情も変わっているが、科学に裏打ちされたスカイ・ピープルの優越性や地球がパンドラを手放せない状況に変わりなく、劇中の見た目は変わらない。どころか処女(だったかどうかわからないが)懐胎による救世主らしいキリの存在とガイア理論への過度な傾倒が映画全体に説教くさい印象を与えている。この世界のクジラであるタルカンをスカイピープルが狩るシーンはそのまんま捕鯨漁だし、意見を言わないスパイダーによってこれが無意味な残虐行為であると仄めかされているのは日本人としては納得いかん。しかも捕鯨長スコアスビーの残酷な最期ときたら。
前作の大佐はナヴィーのカーボンファイバーな骨格と強靭な筋肉から繰り出される攻撃を、敵に不足なしとして人間のまま倒そうとしていたのに、今回RDAの都合でリコン計画の先兵としてナヴィーとして生まれ変わり、エイワと交信する感覚器官まで付いてしまった。倒すべき敵を深く知るが信条の大佐は言葉やナヴィーの習俗をなぞろうとする。いずれ生命樹に触れてエイワに影響されるのは必至であり、ナヴィーからも人間からも浮いているハグレ者三人衆、キリ・ローク・スパイダーの今後と共に話の核となるのであろう。
驚異的な環境の作り込みは今回も発揮され、身長が2メートルを超えるナヴィーと人間が同時に演技してるシーンなど、着ぐるみでライブ撮影してんじゃないのというくらい自然で違和感なかった。
ただこの続きをまた二年待つのかと思うと、もうちょっと作戦が要る様な気はするが、シン・エヴァの完結に十数年も待ったことを考えると、お気に入りの映画の完結は人生を賭けねばならんのかなーとは思う。寅さんシリーズは26年だが、続いている様で独立性高いし、こういう作りはやはりスター・ウォーズからのなかな。あれも当時は気の長い話だなぁとは思った。予定されている最終回アバター4は2026年公開。

画像はパンフレットとは名ばかりのアバター辞典。映画並みの1650円。
パンフ200円の時代からは隔世の感ですが、これは書籍です。通常のパンフに書かれてる様な内容はまったくありません。


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